地元群馬県、小売店や飲食店と連携して県農産物PR

　地元群馬県は小売店や飲食店などと連携して、加工品を含めた県農産物をPRし販売支援する取り組みを始めます。

　地元群馬県は「群馬県農畜産物販売協力店支援制度」を始めます。今年度は東京都内の小売店や飲食店を中心に販売協力に指定、県産農産物の良さをPRしてもらいます。

　参加を希望する店舗は県の職員が順次、現地確認して、年明けに販売協力1号店を指定し、今年度の3月までに40店舗を指定する予定です。

　飲食店には、5万円相当の県農産物を提供し、食材を使った料理を「特別メニュー」として提供してもらうことで、農産物の販売促進を実施します。

　あまり知られていませんが、地元群馬県のキャベツ、ネギ、ホウレンソウ、ナスなど生産量が全国ベスト５に入る農産物が２３品目もあります。その半数近くが都内に出荷しているのですが、ブランド化支援は他県農産物との差別化になり意味のあることだと思います。

　それにしても不思議に思うことは、親戚に「ミョウガ」を生産、出荷している農業者がいるのですが、スーパーで買う「ミョウガ」は高知産です。どのような流通経路になっているのでしょうか。農協が流通経路に入っているのでしょうが、「地産地消」ということでは、地元農産物を消費したいものです。学校給食や地元スーパー、地元飲食店への出荷などをもっともっと増や余地もあるあるように思います。

　今回の販売促進支援も農産物支援としてタイムリーな支援施策だと思います。あとは「地産地消」にも力を入れてもらいたいものです。

　あまり知識もなく何も言えないのですが、農産物の課題として地産地消のことなどから思うに、なにか「流通経路」の問題があるように私は感じています。