群馬労働局によりますと、国が休業手当の一部を助成する「雇用調整助成金」と「中小企業緊急雇用安定助成金」の申請件数が急増してます。
「雇用調整助成金」は事業主の雇用保険負担による雇用安定事業ですが、2007年度は申請件数はゼロで、2008年度上半期も4件でした。それが年が明けると1月は23件、2月には47件急増しました。
この制度は、景気の変動、産業構造の変化の理由で事業活動の縮小を余儀なくされ、労働者を一時的に休業させた場合に賃金の一部を助成するものです。
一方、「中小企業緊急雇用安定助成金」は景気悪化を受けて昨年12月からスタートした制度です。中小企業に対して手厚い制度となっているもので、雇用調整助成金が休業手当の3分の2が支給されるのに対し、5分の4が支給されます。
この制度の申請は、12月が27件だったのが、1月は307件、2月は803件となっています。
1月の群馬県鉱工業指数のうち、生産指数が前月比10.4%減と1988年以降で最大の下げ幅となっています。
今後もこの両制度の申請件数は伸びていくことが予想されます。しかし、この両制度はどちらかといえば、対処療法の施策です。企業の自宅待機での休業補償する制度ですが、当然に従業員は従来どうり働いている給料は貰えない状況になっています。
雇用安定を図る長期的な施策が求めれていると私は思います。いわゆるセーフィーティネットなのですが、労働者の3分の1を占める非正規従業員も含めた制度設計が求められていると私は思います。
「雇用調整助成金」は事業主の雇用保険負担による雇用安定事業ですが、2007年度は申請件数はゼロで、2008年度上半期も4件でした。それが年が明けると1月は23件、2月には47件急増しました。
この制度は、景気の変動、産業構造の変化の理由で事業活動の縮小を余儀なくされ、労働者を一時的に休業させた場合に賃金の一部を助成するものです。
一方、「中小企業緊急雇用安定助成金」は景気悪化を受けて昨年12月からスタートした制度です。中小企業に対して手厚い制度となっているもので、雇用調整助成金が休業手当の3分の2が支給されるのに対し、5分の4が支給されます。
この制度の申請は、12月が27件だったのが、1月は307件、2月は803件となっています。
1月の群馬県鉱工業指数のうち、生産指数が前月比10.4%減と1988年以降で最大の下げ幅となっています。
今後もこの両制度の申請件数は伸びていくことが予想されます。しかし、この両制度はどちらかといえば、対処療法の施策です。企業の自宅待機での休業補償する制度ですが、当然に従業員は従来どうり働いている給料は貰えない状況になっています。
雇用安定を図る長期的な施策が求めれていると私は思います。いわゆるセーフィーティネットなのですが、労働者の3分の1を占める非正規従業員も含めた制度設計が求められていると私は思います。