あび卯月☆ぶろぐ

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毒餃子事件、今だ解決せず

2008-05-24 02:20:45 | 政治・経済
毒餃子事件は未解決のまま忘れ去られようとしている。
日本が労を費やして科学的に毒は中国国内で混入されたと言っても知らん顔だった。
一部では「日本人が中国を陥れるための陰謀」という言さえ聞こえた。
日本は中国と違い、警察当局が物品の鑑定をする場合第三者機関に依頼する。
それはそれであの下山事件のように問題が発生することもあるが、警察が恣意的に検査結果をどうこうすることは出来ない。
支那人はそれが理解できないらしく、同時に日本人の食品衛生意識も理解できないようだ。

中国では食品による中毒はざらで、野菜の農薬を落とす洗剤まで売っている。
中毒しても回復すればいい方でそのまま死に至るケースもままある。
野中広務が「中国じゃ食品で何万人と死んでいる。毒餃子事件で死亡した日本人は居ないじゃないか」と云ったらしいが、これこそ支那人の感情を代弁している。
早い話が、ちょっとやそっと毒が入っていたぐらいでがたがた言うんじゃない、というわけだ。

毒餃子事件は深刻な問題を残したが、日本人が自分たち日本人と支那人とで考え方、殊に衛生観念が如何に異なるか勉強する良い材料にはなった。
いや、衛生観念だけじゃない、その他の考え方、文化、政治、価値観これらすべてが大きく異なる。
日中友好は結構だが、それを掲げる人たちはこのような思想観念の相違を度外視しているように思う。
真の友好が相手を理解することから始まるとするならば、まず中国と支那人とを理解することから始めなければならない。
その上で附き合わなければ、真の友好を築けないどころか痛い目をみるだけだ。

もう一つ勉強になったのは、左派のダブルスタンダード。
米国産牛肉に狂牛病の疑いが掛かった時はここぞとばかりに、米国産牛肉輸入中止キャンペーンを始め、ひいては反米に利用していた。
(もっとも私はこれに同意見だが)
ところが、今度の毒餃子について左派の方からは一言も中国からの食品の輸入を中止すべしという意見が聞こえてこなかった。
狂牛病と違って実際に被害者が出ているにも関わらず、むしろ中国食品なしに日本の食卓は成立しないといわんばかりだった。
右派にもそういう人は沢山いるが、毒餃子事件では左派の一貫性の無さが目についた。

ある教授から聞いたのだけど、支那人留学生が「日本人は偉いですねぇ。きちんと本物のDVDを買うんだから」と感心していたそうだ。
中国では海賊版のDVDを買うことが当り前になっていることが知れる。
中国を近代国家の仲間に入れるのは今のところ不可能だし、これからもしばらくは不可能だろう。
そもそも、あの広大な支那大陸で近代的な統一国家を建設することが不可能なのかも知れない。

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