柳沢厚生労働大臣が今度は「若い人たちは結婚したい、子どもを2人以上持ちたいという極めて健全な状況にいる」と発言したことで叩かれている。
野党側は「子どもが2人以上いなければ不健全なのか」と一斉に反発している。
民主党・鳩山由紀夫幹事長「女性蔑視(べっし)が頭の中に染み付いているようだ。看過できない」
国民新党・亀井久興幹事長「かつての『産めよ増やせよ』とお国のために子どもを産んだ考えと同じようだ」
などなど。
「女性は生む機会」は不味い表現だと思ったが、子供が欲しいと思うことを「健全」と表現して何が悪いのだろう。
子供を作らないことを不健全だと思わないが、「健全」が即ち「良い」ことだとも思わない。
世の中、健全、不健全取り合わせて丸く収まっている。
どちらも欠けてはならぬのである。
そしてどれが健全でどれが不健全であるかなど誰にも決める権利がない。
決める者があるとするならばせいぜいそれは世間である。
つまり、柳沢大臣が「子供を二人産むことが健全である」と言う資格も無ければ、野党がその発言を「不健全」という資格も無い。
言い換えれば、健全、不健全の基準は各々違うのだからその人の考えがどうであれそれはそれでいいではいか。
それが、余程世間からずれた認識をもっていたら困るけれども、
たかが一大臣が健全の基準を制定出来るはずも無ければそれが国の基準になるはずもない。
もし、そう思っているのならそれこそ危険思想だろう。
そもそも、野党はそんな言葉の揚げ足ばかりとって何がしたいのだろうか。
この国の政治家には与野党問わずほとほと嫌気がさしている。
案外、今回の件では国民の方が賢くて「野党はいつまで柳沢発言に拘っているんだ」と思っているのではないだろうか。
マスコミは相変わらず国民を煽っているが、もう乗せられてはいけない。
前に私は「(柳沢大臣は)辞任の必要無し」と書いた。
これは一国民としての立場で、私がもし安倍首相なら辞めさせるだろう。
野党やマスコミにつまらないことで足を引っ張られたくないからだ。
野党やマスコミがいくら問題発言と騒いでも、それが国政に関わる事で失言どころか正論であると信じるのであれば辞めさせない。
例えば、一昔前は「核保有の議論が必要」と言っただけで首が飛んだ。
(今でも随分怪しいが)
そういう発言をして野党がいくら騒いでも辞めさせない。
ただ、今回の件ははっきり言ってどうでもいいことである。
どうでもいいことで辞めさせられる柳沢大臣は気の毒だが、
やはり、野党につけこまれるすきを作りやすい人という意味でも更迭させるが賢明だと思う。
日本は衆愚政治なのだから衆愚政治に見合った対応が必要ということである。
野党側は「子どもが2人以上いなければ不健全なのか」と一斉に反発している。
民主党・鳩山由紀夫幹事長「女性蔑視(べっし)が頭の中に染み付いているようだ。看過できない」
国民新党・亀井久興幹事長「かつての『産めよ増やせよ』とお国のために子どもを産んだ考えと同じようだ」
などなど。
「女性は生む機会」は不味い表現だと思ったが、子供が欲しいと思うことを「健全」と表現して何が悪いのだろう。
子供を作らないことを不健全だと思わないが、「健全」が即ち「良い」ことだとも思わない。
世の中、健全、不健全取り合わせて丸く収まっている。
どちらも欠けてはならぬのである。
そしてどれが健全でどれが不健全であるかなど誰にも決める権利がない。
決める者があるとするならばせいぜいそれは世間である。
つまり、柳沢大臣が「子供を二人産むことが健全である」と言う資格も無ければ、野党がその発言を「不健全」という資格も無い。
言い換えれば、健全、不健全の基準は各々違うのだからその人の考えがどうであれそれはそれでいいではいか。
それが、余程世間からずれた認識をもっていたら困るけれども、
たかが一大臣が健全の基準を制定出来るはずも無ければそれが国の基準になるはずもない。
もし、そう思っているのならそれこそ危険思想だろう。
そもそも、野党はそんな言葉の揚げ足ばかりとって何がしたいのだろうか。
この国の政治家には与野党問わずほとほと嫌気がさしている。
案外、今回の件では国民の方が賢くて「野党はいつまで柳沢発言に拘っているんだ」と思っているのではないだろうか。
マスコミは相変わらず国民を煽っているが、もう乗せられてはいけない。
前に私は「(柳沢大臣は)辞任の必要無し」と書いた。
これは一国民としての立場で、私がもし安倍首相なら辞めさせるだろう。
野党やマスコミにつまらないことで足を引っ張られたくないからだ。
野党やマスコミがいくら問題発言と騒いでも、それが国政に関わる事で失言どころか正論であると信じるのであれば辞めさせない。
例えば、一昔前は「核保有の議論が必要」と言っただけで首が飛んだ。
(今でも随分怪しいが)
そういう発言をして野党がいくら騒いでも辞めさせない。
ただ、今回の件ははっきり言ってどうでもいいことである。
どうでもいいことで辞めさせられる柳沢大臣は気の毒だが、
やはり、野党につけこまれるすきを作りやすい人という意味でも更迭させるが賢明だと思う。
日本は衆愚政治なのだから衆愚政治に見合った対応が必要ということである。
「機械」発言は、確かに欠陥がありましたが、今回の発言はまったく自然な発言です。
「子供を2人以上持ちたいという極めて健全な状況にいる」のどこが問題なんでしょう?むしろ、少子化問題が深刻化している日本にとっては嬉しいことじゃないでしょうか?
兎に角…揚げ足取りより政策論争をして欲しいです。
>小説を更新しました。
お疲れ様です。
最近、筆が乗っているようですね(笑)
>この問題のどこが問題なんでしょう?批判のための批判はウンザリですね。
>兎に角…揚げ足取りより政策論争をして欲しいです。
ホント、イライラがつのるばかりです。
最近はなるべく政治のことを考えないように努力しているのですが、なんだかんだ言って政治の動向が気になってしかたがないんですね。私。
>「機械」発言は、確かに欠陥がありましたが、今回の発言はまったく自然な発言です。
>「子供を2人以上持ちたいという極めて健全な状況にいる」のどこが問題なんでしょう?むしろ、少子化問題が深刻化している日本にとっては嬉しいことじゃないでしょうか?
こんなことを一々問題発言と言われるともう何も言えなくなってしまいますよね。
最近の「発言叩き」は殆ど言いがかりに思えます。
>あまカラさん
読売ウィークリーの連載は毎号読んでいたのですが小田嶋さんがブログをやっているとは存じませんでした。
(もしかしたら、記事には紹介されていたかも?)
教えていただきありがとうございます。
小田嶋さんの文章を読んで胸がすく思いでした。
まさに「私の言いたいことを言ってくれた」という感じです。
同時に自分の表現力の無さに暗澹とさせられます。
小田嶋さんの文章は説得力があって且つユーモラス。
私もああいう文章を綴りたいものです。
やはり、失言ですよね。
大臣自ら、その日の夕方のぶらさがり会見で「子どもを産む産まないは個人の自由意思の問題だ」と釈明してますしね。
>言い換えれば、健全、不健全の基準は各々違うのだからその人の考えがどうであれそれはそれでいいではいか。
だからこそ、産みたいと思っている数が、1人だろうが2人だろうが何人だろうが、自由意思の問題であることについて健全・不健全という価値判断を(しかも極めてと強調して)述べるのは、大臣としてはなおのこと問題でしょう。
発言が不適切である以上、野党であろうが誰であろうが、気づいた人が指摘すること自体は、して欲しいと思います。
ただ、野党のやり方は、てんでお粗末だし、レベルが低いし、私的のポイントも何もかも見当違いで呆れるばかりだと私は思いました。
私としては、どちらに対してもダメだしですが、野党が大差の判定負けってところでしょうか。
あるいは自滅ノックダウンですね。
私が気になったのは、野党があまりにも頓珍漢なせいか、「大臣発言は問題ない」というコメントを散見することです。
この辺は、温度差、ニュアンスの問題なのかもしれませんけどね。
そもそも柳沢大臣に期待していたわけでもないですし。
大筋はあび卯月さんに同意です。
すみません。お邪魔いたしました。
私はこの所、少し違った意見を持っていまして、大臣が「少子化対策の為に子を一人でも多く生んで欲しい」と主張することはむしろ当然のことだと考えています。
それに対して国民がどう感じるかは自由で、昨今では反発が多いことも理解できます。
それにしても野党とマスコミは騒ぎすぎだろう、と申したかった次第です。
>ただ、野党のやり方は、てんでお粗末だし、レベルが低いし、私的のポイントも何もかも見当違いで呆れるばかりだと私は思いました。
>私としては、どちらに対してもダメだしですが、野党が大差の判定負けってところでしょうか。
>あるいは自滅ノックダウンですね。
こんなことでは政権奪取は夢のまた夢でしょうね。
>そもそも柳沢大臣に期待していたわけでもないですし。
私も柳沢大臣なんてこの失言騒動で初めて知りました(笑)
>大筋はあび卯月さんに同意です。
>すみません。お邪魔いたしました。
書き込みありがとうございました。
今後ともお気づきの点ございましたら遠慮無く書き込みされてください。