あび卯月☆ぶろぐ

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特定アジアと歴史認識

2006-09-29 00:52:27 | 政治・経済
支那や韓国のマスコミは日本に対して常に批判的である。
いや、マスコミに限らず、かの二国は(北朝鮮を含めると三カ国)いづれも強固な反日国家である。
反日であることは彼らのアイデンティティであると言ってよいし、
中国共産党にとっては反日は支那を纏める重要な道具であると同時に党の存在理由に他ならない。
が、その反日の論理のほとんどが歴史や日本文化の無知と無理解の上に成り立っている。
(中国共産党は知っていてやっている感が否めないが)

ところで、今、ネット上ではこの反日三カ国を「特定アジア」という言い方が流行っている。
私は徒にかの三カ国を刺戟、ないし侮蔑する類の言葉を使うことは潔しとしないが、
この「特定アジア」という言葉は非常に便利な言葉であるし、
別段、差別的な意図はなく、親日国が多いその他のアジア諸国と区別する意味で、今後、使いたいと思う。

さて、この特定アジアだが、
国家レヴェルで反日をやっている間は日本と理解し合える日は来ないだろうし、
特定アジアが反日をやめる日など到底、来そうにない。

問題はむしろ、日本国内で特定アジアの主張に乗って反日をやっている勢力があるということだ。
誤解の無いように書いておくが、反権力・反政府であることは一向に構わないと思う。
最近の右翼は権力に擦り寄る者が多いが、
本来、政府のやり方に納得出来ないというのは左右(保革)の別はない。
しかし、反日勢力の問題点は日本国の歴史を歪曲、捏造、改竄してることだ。

歴史認識とは国ごとに異なるものであるし、主観を排した歴史などありえない。
が、史実は一つなのである。
もちろん、史実を確実に証明することは難しいことであるが、
少なくとも、あらかたの事実確認は出来る。
南京事件を例にとるならば
「支那人を三十万人虐殺した」というのであれば出鱈目である。
同時に「日本兵は南京で一切、支那人を殺していない」というのも出鱈目である。
私は小規模の虐殺はあったと思うし、そういう詳細を客観的に検証してゆくのが歴史学というものであろう。

いうまでもなく、特定アジアや日本国内の反日勢力は
歴史を客観的に検証しようとせず、歪曲し真実をゆがめている。
いや、これは反日勢力に限ったことではなく神がかった国粋主義者にも見られる傾向だが、
一般的にマスコミが垂れ流す歴史観というのは反日的であることは疑い様がない。

今後、特定アジアの歪んだ歴史観を訂正させることは無理であっても、
少なくとも日本国内において自国の誤った歴史観をしらみつぶしに質すことが必要だと思う。

・・・以上のような主張にナショナリスティックな匂いを嗅ぎ取り目を顰める向きもあろう。
が、最近、思うことは靖国問題にしろ国旗国家問題にしろ根底には近現代の歴史観、歴史認識問題が横たわっているということだ。
靖国問題や国旗国家問題の意見対立は結局のところ歴史認識の相違であると思う。
右派の歴史認識がすべて正しいと言うつもりは毛頭ないが、
かといって、今、一般的に流布されている歴史観が客観的で且つすべて史実に基づいたものかといえば、「そうではない」といわざるを得ない。
やはり、戦後、日本の歴史は明らかにゆがめられたと思う。

近年、歴史を見直そうという動きが活溌になってきた。
マスコミは最近、日本が右傾化していると喧伝しているが、
それは、歪められた歴史観から脱した人が増えている証拠ではないだろうか。
歴史の解釈は何通りあってもいい。
しかし、捏造、歪曲、でっち上げは許さないという態度が最も大切であろう。

そういえば、安倍首相に対し「歴史認識を示せ」という議論がある。
一見、もっともであるが、安倍首相に歴史認識の発表を求めるのは
初めから自分たちの歴史認識と異なることを知っていて、
「その歴史認識は誤りだ」と批判しようという魂胆からに他ならない。
ただ、私も安倍総理は歴史認識を発表するべきだと思う。
それでマスコミから叩かれようが特定アジアから批難されようが、
己が正しいと思うのであれば認識を曲げず、反論し、意思を貫くべきだ。

そして、国民も安倍総理が言ったからといって、それが正しい歴史認識だと思う必要はない。
政府の公式見解をすなわち正しい歴史だなどと思うことは愚の骨頂。
国民の歴史認識を時の権力者が決定するなど危険極まりないことだ。
そんな国は特定アジアだけで充分である。

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