あび卯月☆ぶろぐ

あび卯月のブログです。政治ネタ多し。
お気軽にコメントなさってください☆

光市母子殺害事件判決について

2008-04-27 14:36:33 | 社会・世相
今月二十二日、光市母子殺害事件の犯人に死刑判決が下された。 まだ最終確定ではないが、本村さんがここまでたどり着くまでどれほど心労があっただろう。
想像するだけで胸が締め付けられる思いがする。
今回広島高裁の楢崎康英裁判長は至極真っ当な判決を下した。
判決文に曰く
「起訴後、6年半以上経過してから新供述を始めたのは不自然。死刑回避のための虚偽供述で、酌量すべき事情を見いだす術(すべ)がなくなった」と。
つまり、あの弁護団のふざけた弁護を一蹴したかたちだ。

私がみるにあの弁護団の馬鹿げた弁護によって元少年は死刑になったようなものである。
畸形左翼に頼るからこういうことになったのだろう。
よく、犯罪者は精神鑑定を受けるが、私の妹が「むしろ、弁護士たちが精神鑑定を受けるべきだ」と云っていた。 我が妹ながらなかな良いことをいうと思った次第。

そんななか、朝日新聞は二十三日附の社説で
「見逃せないのは、被告や弁護団を一方的に非難するテレビ番組が相次いだことだ。最高裁の審理の途中で弁護団が代わり、殺意や強姦目的だったことを否定したのがきっかけだった。こんな裁判の仕組みを軽視した番組づくりは、今回限りにしてもらいたい。」
と書いた。
よほど、判決に不満があるのだろう。
テレビが騒いだから元少年が死刑になったじゃないか、と。

マスコミがあれだけ取り上げたのも本村さんの血の滲むような努力があってのことだ。
もし、本村さんがなにもアクションを起こさなかったら今頃、元少年は無期懲役となり、せいぜい十年もすれば出てきただろう。
元少年は友人に送った手紙の中で「無期はほぼキマリ、7年そこそこに地上に芽を出す」と書いていた。
そして、「選ばれし人間は人類のため社会道徳を踏み外し、悪さをする権利がある」とも。

本村さんの努力によってマスコミが、そして輿論が動いた。 朝日はそれが気に食わない。
自分たちの政治目的のためには情報操作をしてでも国民を煽動するくせに、自分たちの意に沿わない報道については「今回限りにしてもらいたい」と恫喝する。
さすが、中国を崇拝する新聞だけあって言論統制が好きとみえる。

こういう馬鹿は新聞だけではなく、大学教授にもいる。
青山学院大学の准教授、瀬尾佳美は自身のブログで「元少年に死刑は重すぎる」と題して、
「だが、この事件で死刑を求める“国民運動”には違和感を超えて恐怖さえ覚える。日本中で起こっている(犯人を)殺せ殺せの大合唱は戦慄以外のものではない。20日の本村洋氏の意見陳述も、「死ね」という以外のメッセージは何もなく、同情はするが共感はしない。」
「永山事件の死者は4人。対してこの事件は1.5人だ(まったくの個人的意見だが赤ん坊はちょっとしたことですぐ死んでしまうので、傷害致死の可能性は捨てきれないと思っている)」
「実際弁護団の主張は必ずしも荒唐無稽のものではないし」

などと書いた。
私はあんな気違い殺人鬼が無期懲役になって、再び社会に出てきてのうのと街中を歩くような世の中の方がよほど戦慄を覚える。
そして、あの弁護士団の主張が荒唐無稽でなかったら、この世に荒唐無稽なものなど存在しないことになる。
赤ん坊の命を0.5人としていることについてはいちいち言及するまでもない。
当然批判が来て、謝罪したが、この女の性根は変わらないだろう。
こんな者が准教授になれるのだから、大学とはおめでたいところだ。
もっとも、多くの大学教授が愛読している新聞が朝日という話だからかの新聞とメンタリティが似ているのだろう。

さて、元少年は「ドラえもんが何とかしてくれると思い、遺体を押し入れに」入れたと云っていた。
元少年よ、君は死刑を少しも恐れる必要は無い。
きっとドラえもんがなんとかしてくれるだろうから。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
朝日読者より (ドラウマ)
2008-05-03 18:16:21
 今回の死刑判決には全面的に賛成です。ただ、一部マスコミの報道姿勢には疑問を抱き続けてきたのも事実です。

 私もその社説を読みましたが、別に判決に気に食わない云々ではなく、近く始まる裁判員制度と絡めた至極当然な内容に読めましたが。
 私が朝日に洗脳されているだけなのでしょうか?

 言論統制って、それはむしろ読売の方でしょ?いい意味でも悪い意味でも記者によってブレのある朝日と違って論調が統一されていますからね。
 国民を統制ってそんな影響力は朝日にないと思いますよ。朝日から産経まで幅広い意見があっていいんではないでしょうか。
返信する
讀賣読者より (あび卯月)
2008-05-05 01:55:01
>私もその社説を読みましたが、別に判決に気に食わない云々ではなく、近く始まる裁判員制度と絡めた至極当然な内容に読めましたが。
>私が朝日に洗脳されているだけなのでしょうか?

ドラウマさんが朝日に洗脳されているとは思いません。
むしろ、大変バランス感覚のある方だと拝察いたします。
判決後の本村さんの会見の時に「これで死刑のハードルが下がるがどう思うか」という旨の質問をした朝日記者がいましたが、朝日の考えとして死刑判決が気に喰わなかったのだろうなと感じました。
社説の語間からもそれが感じられたので叩いたわけですが、確かにそれほど目くじらを立てるほどのことではなかったかもしれません。

>言論統制って、それはむしろ読売の方でしょ?いい意味でも悪い意味でも記者によってブレのある朝日と違って論調が統一されていますからね。

私は朝日新聞の方がきっちりと言論統制がしかれている印象があります。
というのも、社説の内容と異なる記事を目にしたことは殆んどないからです。
その点で一番、自由な社風を持っているのは毎日新聞だと思っています。(元、毎日新聞記者の三宅久之さんもそう仰っていました)
讀賣はその中間くらいではないでしょうか。
これは讀賣読者の贔屓目かもしれませんが。

>国民を統制ってそんな影響力は朝日にないと思いますよ。朝日から産経まで幅広い意見があっていいんではないでしょうか。

朝日が本当に影響力が無いのならそれで結構なのですが、例えば、従軍慰安婦問題や歴史教科書問題は朝日の誤報によって引き起こされた政治問題です。
靖国神社参拝問題は誤報とは関係ありませんが、やはり朝日新聞によって政治問題化した部分が大です。
ちなみに、歴史教科書の「侵略が進出に書きかえられた」という誤報はいまだ持って訂正記事が出されていません。
「国民を統制」とまではいかないと思いますが、多分に影響力をもった新聞であることは間違いないと思います。

朝日から産経まで幅広い意見があった方が良いというのは全く以って賛成です。
様々な意見を認めることが民主主義の大前提で仮に朝日のような新聞しかない、あるいは産経のような新聞しかないような国はそれこそ中国のような言論統制国家です。
ただ、私が朝日を許せないのはその思想性というより、自分たちの政治目的のためには情報を平気で操作することです。
それは事実と異なる記事を掲載するというような積極的方法ではなく、掲示すべき情報をあえて隠すというような消極的な方法を以ってです。
このことは朝日だけの問題ではなく他紙にも多分に似た性質を持っていますが、あはり朝日は目に余るというのが実感です。

長々と書きましたが、私はいつもドラウマさんの書き込みに感謝しています。
以前も書いたかも知れませんが、やはり、自分の意見と異なる方からの書き込みは自分の考えを深める意味でも大変貴重でありがたいからです。
今後とも、私の記事に対する御意見、御反論等ございましたらどしどし書き込まれてください。
それでは失礼します。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。