初夏が一番好き

初夏がいちばん好きだから、
ショカ。
幼いころから植物好き。
ずっといっしょに
暮らしています。

ヤドリギ    空から来りて     千葉県市川市行徳・野鳥の楽園

2022-03-11 00:01:21 | 千葉県市川市行徳・野鳥の楽園

 

 

空から来りて、

空ゆくようなうつくしい葉。

フシギウツクシイ、聖なる木。

 

 

1年前、エノキに寄生しているのを発見。

間近で観たことがなかったけど、

落葉してるエノキにフシギ青々とした葉が奇妙で、

すぐにそれと分かった。

これまでにここ野鳥の楽園では遭遇していない。

 

 

雌雄異株。これは雄花と思われる。

 

こちらは雌花の可能性が・・。

 

 

(寄生木)ヤドリギ科ヤドリギ属。常緑、多年生。

日本、東アジアに分布。

花期、2~3月。11~12に果実。虫媒花。

キレンジャク・ヒレンジャクが好み、粘液に包まれた種が排泄されると

樹の幹に留まり、そこから発芽する仕組み。

雌雄異株。 1mくらいに。

落葉樹に寄生し、幹から養分と、光合成能力もあり、半寄生。

生命力から、世界中で神聖な木とされている。

 

 

観察記録。

2021/3中旬。

いつも観察してるエノキに違和感( ゚Д゚)

2株発芽してる。

 

2021/5中旬。

青々と成長。フシギなようす。

 

 

 

2021/7下旬。

変化は感じない。

 

 

2021/8下旬。

株全体は大きくなってる。

 

 

 

2022/2初め。

近づくと何やらツボミのようなようすが。

 

 

 

エノキ

(榎)アサ(麻)科(ニレ科)エノキ属。

 

  

 

 

アーカイブ。

5月中旬。

五色沼 福島県北塩原村 磐梯朝日国立公園

 

 

 


カワヅザクラ  風までさくらいろ     千葉県市川市行徳・野鳥の楽園

2022-03-09 00:01:20 | 千葉県市川市行徳・野鳥の楽園

 

 

しあわせのさくらいろ。

風までさくらいろ。

 

 

散らした犯人!

 

 

アーカイブ。

1月中旬。

 

 

1月下旬。

 

 

2月下旬。

 

 

 

3月上旬。

 

 

3月下旬。

 

 

 

 

母なるさくら。

 

オオシマザクラ

(大島桜)バラ科サクラ属。

日本固有種。サクラ属基本野生種[の一つ。

ソメイヨシノ他の母なるさくら。

花期、3~4月。葉と一緒に咲く。

サクラ属には珍しく淡い香りがある。

大島は、伊豆諸島を原産とする説から。

 

 

カンヒザクラ

(寒緋桜)バラ科サクラ属。サクラの原種の一つ。

正式名、ヒカンザクラ(緋寒桜)は彼岸桜との混同を避けるため使われなくなっている。

別名、ヒザクラ(緋桜)。カワズザクラ、オオカンザクラの親。

花期、1月~2月。花径、2~3cm。ガク(萼)までも緋色。

 

 

 


コノテガシワ    うつくしいなまえ、うつくしい日本語     東京都江東区都立の森

2022-03-07 00:01:45 | 植物の名前

 

青々とした常緑のうつくしい葉を、

児の手と表現。

うつくしいなまえ、うつくしい日本語。

 

 

 

 

似ていれば何でもいいのではない。

そう感じたからといって、命名していいのではない。

ヒトの暮らしの中に、ヒトとともにある植物たちを呼ぶとき、

どんな情景を思い浮かべるのか、その想像力が試される。

 

 

(児の手柏)ヒノキ科コノテガシワ属。常緑。

中国原産。18世紀前半に渡来。

雌雄同株、異花。 雌花花径5mmくらい。花期、3~4月。

実は翌年秋に熟す。薬用。

樹高、20mくらいに。

名の由来、葉の様子が子供の手に似て。

ブナ科の柏は正しくは、檞あるいは槲の字であり、柏はコノテカシワを指す。

食物の下に敷く意味の、炊葉(かしきは)、食敷葉(かしわ)が語源の説。

 

アーカイブ。

3月下旬。

雌花(ピンク)と雄花。

 

雄花落花後の様子。

 

 

 

 

6月上旬。

 

 

 

 


ユリノキ    遠いソラ、ほどけていく春     東京都江東区都立の森

2022-03-05 00:01:09 | 東京都江東区都立の森

 

 

はるか遠い、

ふるさとの夢をみている。

 

ほどけていく春。

 

 

 

歩き初めの女の子が、

おかあさんといっしょに散歩。

 

両手にモミジバフウの実を握ってる。

例によって、僕を観てる( ´∀` )

手の中のモミジバフウが、カサカサと、

ほら、ショカがいるよって教えたのか。

ちいさく手を振ると、底なしの笑顔がほどけて、

春のドアが開いたよう。

 

 

 

(百合の木)モクレン科ユリノキ属。

北アメリカ中部原産。 明治時代初期に渡来。

東京、新宿御苑に植えられたものが日本最初と言われています。

2021年現在35mくらい、樹齢120年以上。

「ユリノキの博物館」と呼ばれる、東京上野、東京国立博物館本館前庭を始め、

小石川植物園や、東京都内にある街路樹の多くは、新宿御苑の樹が母体。

花期は5~6月頃。花径6cmくらい。 蜜は高い評価で「黄金の木」と呼ばれる。

咲くまで10年近く、20年頃から最盛期に入る。

樹高、20m以上、北アメリカでは60mにも。

名の由来、属名、ギリシャ語leirion(ユリ)+dendron(木)から。

 

 

 

アーカイブ。

11月初め。

 

 

12月中旬。

 

 

1月初め。

 

1月中旬。

 

 

1月下旬。

 

 

3月初め。

 

 

3月下旬。ほどけていく春。

 

 

4月初め。ほどけていく春。

 

4月上旬。

 

 

 

 

4月下旬、新宿御苑。

 

 

4月下旬。

 

5月中旬。

 

 

 

5月下旬。

 

 

6月上旬。

 

 

6月中旬。

 


ヒイラギナンテン    ひいらぐうつくしい葉に守られて    東京都江東区都立の森

2022-03-03 00:01:20 | 東京都江東区都立の森

 

 

ひいらぐうつくしい葉に守られて、

甘い香りが咲きました。

 

 

 

(柊南天)メギ科メギ属。常緑。

紅葉するが落葉しない。日陰でも生育。

原産、台湾、ヒマラヤ、中国。江戸時代初期に渡来。

花期、2 月~4月頃。 花径、1cmくらい。芳香。

樹高、2mくらいに。

名の由来、葉のようすがヒイラギに、

実がナンテン(メギ科ナンテン属)に似てるところから。

ヒイラギは、葉の棘に触るとヒリヒリ痛む疼(ひいらぐ)ことから。

メギ(目木)は、葉、茎が目に薬効あることから。

 

 

アーカイブ。

12月中旬。

 

 

1月下旬。

 

 

2月上旬。

 

2月中旬。

 

 

 

 

2月下旬。

 

 

3月中旬。

 

6月初め。

 

 

仲間。アーカイブ。

ナンテン

 

(南天)メギ科ナンテン属。常緑。一属一種。

日本、中国、東南アジア、インド原産。茨城県以南に分布。

 

ともだち。

ヒイラギ

 

 

(柊・疼木)モクセイ科モクセイ属。常緑。

日本(関東以西に)、東アジアに分布。