初夏が一番好き

初夏がいちばん好きだから、
ショカ。
幼いころから植物好き。
ずっといっしょに
暮らしています。

スイカズラ     花も葉も香もうつくしい     千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

2022-03-21 00:01:55 | 千葉県市川・浦安アスファルト脇植物園

 

つよくて、

花も葉も香もうつくしい。

 

 

2017年に挿し木。2018には初めての開花。

花期は3~5月だが、初めて、昨秋から返り咲きが始まり、

3月上旬まで咲き続けた。

野生では観察したことがない。

 

ツルニチニチソウと一緒に。

ドウモウウツクシイ二種。

数か月経っても瑞々しい。

 

ツルニチニチソウ、アーカイブ。

(蔓日日草)キョウチクトウ科ツルニチニチソウ属。南ヨーロッパ原産。常緑蔓性植物。多年草。

 

 

気温上がって、一気に成長が始まった。

ほぼ毎日の剪定が必要な季節に。

しかし、

同時に、花、ツボミが消えた。

本来のサイクルに戻ったということなのか。

 

(吸い葛)スイカズラ科スイカズラ属。常緑。

別名、ニンドウ(忍冬)キンギンカ(金銀花)。ハニーサックルHoneysuckle。

キンギンボク(金銀木・スイカズラ科スイカズラ属)もあってややこしい。

日本、北海道南部以南、東アジアに分布。

花期、5~7月。初め白く、次第に黄色に変化。

甘い香り。香水やアロマオイル等の原料に。

花は薬用。若葉は食用に。果実は9~12月に熟す。

長さ、10mくらいに。

スイカズラ・ハニーサックルは花を口にくわえて甘い蜜を吸ったことから。

忍冬とは、冬場を耐え忍ぶ葉のようす。

 

 

アーカイブ。

3月中旬。

今日のイノチ。

 

うつくしい常緑の葉は、水に挿してもとても長く生き生きとして、魅力的。

若葉を試食。山菜の味♪

 

 

5月上旬。

今日のイノチと、

花びらの香り。

 

 

 

 

 

 

5月中旬。

 

 

10月中旬。

 

 

12月下旬。

 

 

 

水差しで放っておくと発根する。

 

 

1月中旬。

覚めることのない、

ずっと胸の奥であたたかい、

魔法のことば。

 

2月初め。

まさに忍冬。

赤い実は、ヒヨドリジョウゴ。

 


ホシノヒトミ      植物たちへの感謝をできるだけうつくしいことばで      千葉県市川市行徳・野鳥の楽園

2022-03-19 00:01:54 | 植物の名前

 

凛として迷わずうつくしく。

ヒトもそうありたい。

 

植物たちへの感謝をことばにする、

できるだけうつくしいことばで。

 

似ていれば何でもいいのではない。

そう感じたからといって、命名していいのではない。

ヒトの暮らしの中に、ヒトとともにある植物たちを呼ぶとき、

どんな情景を思い浮かべるのか、その想像力が試される。

 

群生し咲く様子を、

夜空にまたたく星に例えたホシノヒトミ(星の瞳)。

この美しい花・実にふさわしい、

うつくしいなまえ、

うつくしいにほんご。

 

 

 

オオバコ科(ゴマノハグサ科)クワガタソウ属。越年草。

ヨーロッパ原産の帰化植物で、1890年頃に東京に帰化。

花期は、12月~6月(一般に2~4月)。 花径、1cm前後。

草丈、匍匐して25cmくらいに。

古からの別名には、ホシノヒトミ(星の瞳)、

瑠璃唐草(ルリカラクサ)、天人唐草(テンニンカラクサ)。

宇宙の果てに捨ててきたい標準悪名 大 犬 の 陰 嚢(オオイヌノフグリ)。

役に立たないことを犬に例えるセンスのなさが、さらに追い打ちをかけている。

犬も花もヒトのともだち。

オオバコ(大葉子)は、大きな葉の様子からの説。

ゴマノハグサ(胡麻の葉草)はカタチ。

クワガタソウ(鍬形草)は、扁平な果実のカタチと萼片が、

兜と角状の飾り、鍬形に似てることから。

 

 

アーカイブ。

12月下旬。

 

 

1月中旬。

 

 

 

1月下旬。

 

2月上旬。

 

2月中旬。

 

 

3月下旬。

今日のイノチ。

すこしもらって、そばにおいて。

 

 

4月中旬。タチホシノヒトミと。

 

 

 

7月下旬。

 

 

 

 

ゴマノハグサ科クワガタソウ属の仲間。アーカイブ。

 

ヴェロニカ シムバラリア(コゴメホシノヒトミ)

ヨーロッパ原産。

標準悪名 コゴメイヌノフグリ(小米犬の陰嚢)。

花径は、5mmくらい。

 

 

 

ヴェロニカ アルベンシィ(タチホシノヒトミ)

ヨーロッパから来た、青い瞳の少女のような、

ヴェロニカ アルベンシィ。花径、4mm前後。

標準悪名 立 犬 の 陰 嚢(タチイヌノフグリ)。

犬の陰嚢(イヌノフグリ)に似ていて、直立してるから、と。

コレハニホンゴデスカ?

 

 

 

難を逃れた、フラサバソウ

ヨーロッパ原産。

名の由来、19世紀のフランスの植物学者

フランシェとサバティエの名前を組み合わせた。

 

 

 


ヤハズエンドウ     千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

2022-03-17 00:01:53 | 千葉県市川・浦安アスファルト脇植物園

 

春をひらく。

マメ科らしい、ヤハズエンドウの愛らしいピンクの花と、

瑞々しくかがやく葉。

 

寒冬の影響か開花が遅かった。

ウチの園には、何年か前勝手に飛来。

コゴメホシノヒトミとフラサバソウをグランドカヴァーにして、

年々増えている。

しかし、ドウモウが60種くらい集まったホソナガカンバス植物園で、

これからどう折り合いつけていくのか楽しみ♪

ブラックベリーやスイカズラは根の深さが違うから共存で。

ツルニチニチソウとはどうかなぁ。

ゲンペイコギクがすぐ隣。今年は対決になりそう。

 

棘のある枝は、ブラックベリー。

 

アーカイブ。 ブラックベリー(Blackberry)バラ科 キイチゴ属。

 

 

ゲンペイコギク (源平小菊)キク科ムカシヨモギ属。

 

 

(矢筈豌豆)マメ科ソラマメ属。越年草。

別名、カラスノエンドウ(烏野豌豆)。

ユーラシア温帯に分布。本州以南。

花期、12~4月(一般的には2月~5月)。

花長、15mmくらい。つる性、長さ60~90cmくらいに。

葉、茎、さや、豆は食用に。古代ヨーロッパでは作物。

名の由来、小葉の先端が、

弓矢の弦を受ける矢筈に似ていることから。

別名、烏は、熟したマメが黒いからという説。5点。

 

 

 

アーカイブ。

12月下旬。

 

 

2月中旬。

 

 

2月下旬。

 

3月下旬。今日のイノチ。少しもらって。

 

 

4月中旬。ラップしてチン!食べてみた(笑)。

豆は、キヌサヤや枝豆のような味♪ さやは無理。

 

 

4月下旬。

 

5月初め。

 

5月下旬。

 

仲間。アーカイブ。

シロバナヤハズエンドウ

(白花矢筈豌豆)マメ科ソラマメ属。

ヤハズエンドウの白花品種。

ユーラシアに広く分布。

花期、2月初め~5月中頃。

 

 

スズメノエンドウ

(雀野豌豆)マメ科ソラマメ属。

在来種。

花長、3~4mmくらい。花期は4〜6月。

葉、茎、さや、豆は食用に。

名の由来、ヤハズエンドウ(カラスノエンドウ)より小さいことから。30点。

ちいさな白い花、コゴメ(小米)エンドウで良かったのに。

 

 

 

カスマグサ(アオハナエンドウ・青花豌豆)

(カス間草)マメ科ソラマメ属。つる性越年草。

日本全土、野に分布。

花長、5mmくらい。花期、4~5月くらい。

草丈、60cmくらいに。

名の由来、ヤハズエンドウ(カラスノエンドウ)と

スズメノエンドウの中間の大きさから。㍘。

そもそも間にすること、草を使うことの意味が不明。

青い花色から、アオハナエンドウ(青花豌豆)でいかがでしょう。

 

 

 


ウグイスカグラ   冬の枝に咲く春    千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

2022-03-15 00:01:55 | 千葉県市川・浦安アスファルト脇植物園

 

冬の枝に咲く春。

笑ってる、ちいさな妖精。

 

 

(鶯神楽)スイカズラ科 スイカズラ属。

別名・ウグイスノキ(鶯の木)。

日本原産。

花期は3〜5月。

果実は食べられる、6月に赤く熟す。

樹高、1m-3m。

名の由来、鶯のなく時期、「鶯隠れ」が訛ったとの説。

 

アレチヒナユリがまた侵入してる。

 

 

アーカイブ。

3月初め。

 

3月末。

 

4月中旬。

 

 

栽培記録

2019-3-30 剪定前。枝は暴れる。ゆっくり小さく。

2019-4月末。

 

 

2019-5月末。

花の印象そのまま、ほんのり甘く、やさしい味。

 

2020-2月下旬。

 

 

2021-3-30  

 

 

 

鉢に侵入した、アカバナルリハコベと、アレチヒナユリ。

アレチヒナユリのドウモウさがだんだん分かってきた。

  

 

アカバナルリハコベ

(赤花瑠璃繁縷)サクラソウ科ルリハコベ属。1年草。

ヨーロッパ原産。江戸後期~明治初期に渡来。本州以西の海岸地域に分布。

 

 

 

アレチヒナユリ

(荒地雛百合)ツルボラン科(ユリ科)ツルボラン属。多年草。

原産地、地中海沿岸。20世紀初めに渡来、野生化。

 

 

 

仲間。アーカイブ。

スイカズラ

(吸い葛)スイカズラ科スイカズラ属。

花期、5~7月。甘い香り。

 

 

トランペット・ハニーサックル

(trumpet honeysuckle)スイカズラ科スイカズラ属。

標準和名ツキヌキニンドウ[突抜忍冬]。

原産地は北アメリカ。明治に渡来。

 

 


キュウリグサ(ヒメワスレナグサ)    時空を超える、薄藍色のちいさなドア     千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

2022-03-13 00:01:28 | 植物の名前

 

地球を何周しても、

宇宙の果てまで行けたとしても、

時空を越える日がきても、

この子のうつくしさを知らずに生きてしまったのなら、

ホントウは、

どこにも行けていない。

時空を超える、薄藍色のちいさなドア。

 

 

コゴメホシノヒトミアカバナルリハコベが底から伸びてきてる。

(赤花瑠璃繁縷)サクラソウ科ルリハコベ属。1年草。

ヨーロッパ原産。江戸後期~明治初期に渡来。本州以西の海岸地域に分布。

 

 

 

名の由来、葉をもむとキュウリ(ウリ科キュウリ属)の匂いがすることから。

理解できない発想。・・5点。

キュウリの語源は黄瓜(きうり)。元々熟して黄色になって食用に。

胡は中国の地名由来。

似ていれば何でもいいのではない。

そう感じたからといって、命名していいのではない。

ヒトの暮らしの中に、ヒトとともにある植物たちを呼ぶとき、

どんな情景を思い浮かべるのか、その想像力が試される。

属の違いを越えて、ヒメワスレナグサ(姫勿忘草)とか。

 

(胡瓜草)ムラサキ科キュウリグサ属。越年草。

アジアの各地に分布。

別名、タビラコ(田平子)。春の七草のそれとは異なる。

花期、10~7月、真夏以外(一般的には3~5月)。

花径、2mmくらい。草丈、15-30cmくらい。

 

 

アーカイブ。

10月中旬。

 

12月下旬。

 

 

 

1月下旬。

 

 

2月中旬。

 

 

2月下旬。

 

 

ヴェロニカ シムバラリアコゴメホシノヒトミ)と。

ヨーロッパ原産。

標準悪名 コゴメイヌノフグリ(小米犬の陰嚢)。

 

 

3月中旬。

 

 

 

4月中旬。

 

4月下旬。