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初夏が一番好き

初夏がいちばん好きだから、
ショカ。
幼いころから植物好き。
ずっといっしょに
暮らしています。

ヒメツルソバ     遠い ふるさとのソラを 思い出してる   千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

2020-05-21 00:16:24 | 千葉県市川・浦安アスファルト脇植物園

 

はるかヒマラヤから来たタデ科のうつくしい子。

遠い、

ふるさとのソラを、

思い出してる。

 

(姫蔓蕎麦)タデ科イヌタデ属。

別名、ポリゴナム。

ヒマラヤ原産。明治時代に導入。

花期、4月~12月。

紅葉もキレイ。

匍匐(ほふく)性。1株でおよそ直径50cmくらいに。

白い花のツルソバ(蔓蕎麦)は同科別属。

 

 

 

海岸近くの運河。

驚くべき生命力!

 

他にも。

アジアンタム

Adiantum

ワラビ科ホウライシダ属(アジアンタム属)。

原産地、世界の温帯から熱帯。

 

 

ヒメジョオン

(姫女菀)キク科ムカシヨモギ属。1〜2年草。

 

 

アーカイブ。

11月初め。

 

 

11月下旬。

 

 

仲間。アーカイブ。

ツルソバ

(蔓蕎麦)タデ科タデ属。多年草。

日本(関東南部以西の海岸近く)、中国、マレーシア、インドに分布。

 

 


トベラ    シアワセな時間が止められたらいいのにと    千葉県市川市行徳・野鳥の楽園

2020-05-20 00:03:18 | みんなの花図鑑

 

海に近いここには、トベラの大群生が。

この子やセンダンやシャリンバイやらの香りがブレンドされた甘い風と、

ふりそそぐヒカリ。

 

初夏がいちばん好き。

シアワセな時間が止められたらいいのにと。

 

 

今年2月の初め、悪魔の草刈り機から救い出した子。

目が合った気がして、場所も無いのにキリナイヤマイ(笑)。

常緑なのに一度葉が落ちて、

ただの棒が刺さった鉢になってしまった(笑)けど、

成長が始まった。

 

 

 

(扉) トベラ科トベラ属。常緑。

原産、日本(石川県・岩手県北限)、東アジア。

海岸近くに生育。

花期、4~6月。花径、1cm。

白から次第に淡黄に変化。 芳香。

初夏、センダンとの香りのデュエットが最高。

樹高。8mくらいに。 雌雄異株。

雌雄花の区別は厄介。

名の由来、2月の節分や大晦日に、この木の枝を扉にはさんで    

邪鬼を払う風習から、「とびらの木」と呼ばれ、訛ったもの。

 

 

アオツヅラフジとのからみ。この絵がほしいけど、スペースが無理かなぁ・・。

(青葛藤)ツヅラフジ科アオツヅラフジ属。

 

アーカイブ。

 

 

 

アーカイブ。

8月下旬。

 

11月下旬。

 

 

ともだち。

シャリンバイ

(車輪梅)バラ科シャリンバイ属。常緑。

 

 

センダン

(栴檀)ムクロジ目センダン科センダン属。

 


コシロノセンダングサ   ちいさくて深い森の物語    千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

2020-05-19 00:01:37 | 千葉県市川・浦安アスファルト脇植物園

 

自然交配が多く、種の境界線が曖昧。

ウチのホソナガカンバス花壇では、4種がいるはずなんだけど、

揃って咲いたことがない。

まさか咲くたびに変化・・。

 

ちいさくて深い森の物語。

この子たちはほんとに楽しく興味深い。

 

(小白の栴檀草)キク科センダングサ属。1年草。

別名シロバナセンダングサ。

熱帯アメリカ原産。江戸時代に渡来。

関東以西に野生化。

コセンダングサの変種。

花期、5~11月(一般的には9~11月)。

 

 

アーカイブ。

7月末。

 

 

11月初め。

 

 

 

仲間。

アイノコセンダングサ

(合の小栴檀草)キク科センダングサ属。1年草。

アメリカ大陸原産。

コシロノセンダングサとコセンダングサの自然交配。

 

 

コセンダングサ

(小栴檀草)キク科センダングサ属。一年草。

世界の熱帯から暖帯に分布。日本は関東以西。

花期、9~11月。草丈、1mくらいに。

 

 

ハイアワユキセンダングサ

(這淡雪栴檀草)キク科センダングサ属。1年草。

熱帯アメリカ原産。九州以南中心に野生化。

花期、南関東では7月~12月。温暖地では1年中。

花径、3~4cm。草丈、1mくらいに。

這淡雪は群生の印象から。

 


アカバナルリハコベ    時空を超える赤い船    千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

2020-05-18 00:03:18 | 千葉県市川・浦安アスファルト脇植物園

 

時空を超える赤い船。

 

ヨーロッパでは古来より特別な花。

野で観る子は、春から初夏に咲くのに、

ウチの子は、きまぐれに好きな時に咲いてるみたい。

季節を行き来できる花時計を持ってるよう。

 

(赤花瑠璃繁縷)サクラソウ科ルリハコベ属。1年草。

ヨーロッパ原産。戦後に確認。本州以西の海岸地域に分布。

瑠璃色のルリハコベは、東海以西に。

アカバナが母種であるが、先に渡来したためこの名に。

英名もscarlet pimpernel (紅ハコベ)。

花期、2~9月(一般的には3~5月)。

花径5mmくらい。草丈、10~20cmくらい。

実は3~4mmくらい。8月くらいから花と並行して観られる。

似ているためナデシコ科のハコベが付く。

古代ギリシャから薬草とされ、さらに毒性を併せ持つ。

ヨーロッパでは、神秘的なうつくしさが古来より特別な花として扱われた。

サクラソウ科には、ニホンサクラソウ(日本桜草、サクラソウ属)、

オカトラノオ(丘虎の尾、オカトラノオ属 )など。

 

 

ヒルザキツキミソウの鉢に侵入。

落ちた茎挿しといたら成長するし、あちこちに侵入してる。

こんなにつよいのなら、あちこちで見られそうなのに、

ほとんど見かけない。

 

多目的なスペースにもいつの間にか。

 

 

タネは蒔いた。ほとんど発芽。

 

 

アーカイブ。

3月下旬。

 

 

4月下旬。

  

 

5月下旬。

 

6月上旬。

 

6月下旬。

 

 

8月中旬。

 

9月初め。

 

11月初め。

 

11月下旬。

 

1月末。


ヴェロニカ シムバラリア(コゴメホシノヒトミ)    植物たちへの感謝をことばにする、できるだけうつくしいことばで    千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

2020-05-17 00:06:06 | 千葉県市川・浦安アスファルト脇植物園

 

初夏のオワリノハジマリ。

マタライネン。

 

まだ部分的に咲いていますが、

全体としては種が熟して、枯れ始めた。

 

うつくしいなまえ、

うつくしいにほんご。

植物たちへの感謝をことばにする、

できるだけうつくしいことばで。

 

ゴマノハグサ科クワガタソウ属。越年草。

学名:(Veronica cymbalaria)、ヨーロッパ原産。

花期は2~4月。草丈、20cmくらいに。

花径は、5mmくらい。ホシノヒトミより少しちいさい。

1961年東京・小石川植物園に渡来。逸出し野生化。

残念ながらホシノヒトミのようなうつくしい別名はないようです。

コゴメホシノヒトミだったらいいですね。

宇宙の果てに捨ててきたい標準悪名 コゴメイヌノフグリ(小米犬の陰嚢)。

 

 

40数年前、仕事の先輩から送られたルーペ。

用途は変わりましたが使い続けている。

12歳上の先輩、お元気でしょうか。

 

 

 

鉢に植えたのではなく、飛び込んで成長。ヒメウズも狭いとこに同居してる。

元が何だったか記憶がなくて(笑)。

こうしてみるると、この子のすごさが分かるが、

ヒメウズの強さも半端ない!

 

 

 

 

アーカイブ。

11月初め。発芽。蒔いたのではありません(笑)。

 

 

1月下旬。

 

2月初め。

 

2月下旬。

 

 

3月下旬。

1cm巾側溝脇植物園。大きな葉はゲンノショウコ(笑)。

ショカ園ならではの絵でしょう♪

 

 

タネ。

 

 

ヒメオドリコソウ、ミチタネツケバナとの群生。

 

4月下旬。

 

 

 

ゴマノハグサ科クワガタソウ属の仲間。

標準和名に、役に立たないことを、

犬に例えるセンスのなさがここでも使われてる。

 

ホシノヒトミ(星の瞳)

標準悪名 大 犬 の 陰 嚢(オオイヌノフグリ)。

花径、1cm前後。

 

ヴェロニカ アルベンシィ(タチホシノヒトミ)

ヨーロッパから来た、青い瞳の少女のような、

ヴェロニカ アルベンシィ。花径、4mm前後。

標準悪名 立 犬 の 陰 嚢(タチイヌノフグリ)。

犬の陰嚢(イヌノフグリ)に似ていて、直立してるから、と。

コレハニホンゴデスカ?

 

 

 

フラサバソウ

オオバコ科クワガタソウ属。

ヨーロッパ原産。

明治初期に長崎県で初めて確認。

草丈10~30cmほどの越年草。

花径、3~4mm。花期は4~5月。

難を逃れたうつくしいなまえ。