仄暗い森縁。
ショカソライロのヒカリがふりそそいでる。
あまりにもつよすぎてきれいな南アフリカから来たオオキバナカタバミが、
隣り合わせの日向で大群生を造る。
日照条件の好みで共存。
(緑博多唐草)ツユクサ科ムラサキツユクサ属。常緑多年草。
南アメリカ原産。昭和初期に渡来。
花期、夏〜秋。
トキワツユクサ(常磐露草)ツユクサ科ムラサキツユクサ属は、
葉の下面や茎、花柄が紫色で、やや小さい。
ノハカタカラクサ(野博多唐草)とも。
名の由来、博多唐草は葉の縞模様が博多織(絹織物)に似てることから。
これが野生化し、模様が消えたため、ミドリ、と。
植物名としての唐草は、
ウマゴヤシ(馬肥・地中海地方原産でマメ科ウマゴヤシ属)の別名。
唐草模様は、ツタ植物をモチーフにしたもの。
アーカイブ。
4月下旬。
5月中旬。
仲間。
トキワツユクサ
(常磐露草)ツユクサ科ムラサキツユクサ属。
ノハカタカラクサ(野博多唐草)とも。
南アメリカ原産。昭和初期に渡来。
花期、6-8月。花径、1~1.5cmくらい。
ムラサキツユクサ
(紫露草) ツユクサ科ムラサキツユクサ属。多年草。
原産、北、熱帯アメリカ。明治に渡来、野生化。
花期、6~10月。花径、3cmくらい。
紫色が基本で、白やピンク、赤紫も。
草丈、90cmくらいに。
ともだち。
オオキバナカタバ
(大黄花片喰) カタバミ科カタバミ属。多年草。
原産地、南アフリカ。明治時代に渡来。関東以西で野生化。
草丈、15~30cm。花径、3~4cm。
花も葉も陽が射すと開き、曇ると閉じる。
開期、12~9月(一般的には3~9月)。