妖精のように愛らしい、ちいさなアオイ科の花たち。
フヨウのように大きくて野性味のある華やかさも、
どちらにも惹かれる。
熱帯に多いアオイ科。
暑い国からやってきても、南関東なら普通に野生化。
エノキアオイ
(榎葵)アオイ科エノキアオイ属。多年草。
原産地、熱帯アメリカ。
南西諸島小笠原諸島、本州の温暖な地域に帰化。
花期、6~9月ころ。 花径 1~2cm。草丈、80cmくらいに。
名の由来、葵は葉の向日性、太陽を仰ぐ意。葉がエノキに似ていることから。
ニシキアオイ
(錦葵)アオイ科ヤノネアオイ属。
メキシコ原産。昭和初期に渡来。
花径4cmくらい。草丈50cmくらいに。
名の由来、葵は葉の向日性、太陽を仰ぐ意。
錦は金糸で文様を表現した織物。うつくしいという表現に使われる。
アーカイブ。
7月初め。
アオイ科ちいさな花。アーカイブ。
ハイビスカス ロバツス
(Hibiscus lobatus)アオイ科フヨウ属。
原種ハイビスカス。常緑中低木。
原産、マダガスカル(アフリカ大陸の南東海岸沖)。
自然学者の『約束の地』とよばれる聖地。
花期、6~10月(適温であれば一年中)。
花径、4cmくらい。一日花。這性草丈、60cmくらい。
葵は葉の向日性、太陽を仰ぐ意。
キクノハアオイ
(菊葉葵) アオイ科キクノハアオイ属。多年草。
一年草との記述もあるが、ウチでは多年草。
原産地、:熱帯アメリカ。1913年に横浜市で確認。関東以西に野生化。
花期、5~7月(一般的は6~7月)。花径は1cmくらい。草丈、30cmくらいに。
名の由来、菊の葉のような葵で。生育中に変化する。
一気に秋になりそうな雰囲気ですね😉
アオイ科、夏と言えば、ムクゲ、アメリカフヨウ、酔芙蓉を思い浮かべますが、
エノキアオイ、ニシキアオイも、夏の
アオイ科なんですね。
言われるように、妖精のよう~
おはようございます。
どちらも知らない花です。
エノキアオイは三行脈がエノキの葉に似ているのですね。
ニシキアオイはひょっとしたら見ているかもしれませんが、同定できない悲しさです。
分からないのかもしれません。
夜間の暖房が視野に!
アオイ科は多様で膨大な仲間が。
キュートなシベも魅力ですね。
ちいさな種いいでしょう♪
同定厄介な種も。
気温さえあればつよい種が多い印象です。
乾季が短い日本は南からの種には楽園なのかもです。
そうですね、アオイ科といえば華あって大きな花のイメージですね。
オクラでさえ見事な黄色の花。
ちいさなアオイの仲間、たくさんいますよ♪