米田哲也、梶本隆夫の2人が最も活躍したシーズンを紹介して見ます。梶本隆夫入団4年目、米田哲也入団2年目が2人揃って最も活躍したシーズンかと思います。成績を挙げてみます。米田哲也、21勝16敗、防御率1.86,奪三振268,梶本隆夫、24勝16敗、防御率1.92,奪三振301のという素晴らしい成績を2人共挙げています。個々のキャリアハイのシーズンは又違うかと思いますが、2人揃っての活躍に関してはこのシーズンがベストかと思います。その後2人揃っての20勝は、昭和35年にありますが、殆ど全ての数字に於いて、この32年度の方が勝っています。32年当時、非常に残念ながらリアルタイムでは、多分この2人の勇姿は見ていないかと思います。初めて彼らを見たのは33年、或いは34年だったとおぼろげに記憶しています。したがって、最も球の速い時期のこの2人の快速球は、見ていない可能性も強いかと思います。しかし初めて見た2人の快速球は、本当に素晴らしいものでした。ひょっとしてもっと速かったかも知れない時期の彼らの快速球はどんなものか？想像するだけで楽しいものです。