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ネパールの子供達

こんにちは、ヨーギ 洋です。

昨日テレビで、ユニセフ親善大使・黒柳徹子 さんがネパールを訪問し、
ネパールの子供達の現状を報告していました。

私も度々ネパールに行きましたが、
何度もネパールの子供達の厳しい現状を目にしました。
一応、義務教育の制度はありますが首都カトマンズでも、
学校に通えない子供達がたくさん居ます。
貧困の為、労働力となる子供達は働かなくてはいけないのです。


私が、カトマンズで見た工事現場で働く子供です。
この男の子は、たぶん、日本なら小学校の高学年くらいでしょうが、
もっと小さな頃から、働かなくてはいけない子供達がたくさんいます。
(よーくご覧下さい。建築中の足場は、なんと“ 竹”で組まれています。)

昨日の番組でも、5・6才の子供達が
砂の採集場で、過酷な肉体労働する様子が放送されていました。

もともと豊かな国ではありませんでしたが、
10年間の内戦でますます国は疲弊し、貧困になってしまいました。
王政が終焉し、共和制になり左翼政権が誕生しましたが、
政治の腐敗・混乱は続いているようです。
いつの時代もどの国でも、この様な時は子供達が犠牲になってしまいます。

ネパールの子どもの半数が、栄養失調と言われています。
(義務教育を行っている学校も、給食が出せないことがしばしばあるようです。)



以前、飛行機から撮影したエベレストです。
美しく、神々しいヒマラヤ山脈で有名なネパールですが、
そのの麓で、学ぶことはもとより、
満足に食べることさえ出来ないたくさんの子供達が居るのです。

番組の最後の、黒柳さんの言葉が印象的でした。
「多くでなくていいんです。
ほんのチョットでも、子供達の足しになるんです。」

実際に、何度も自分自身が行き実感したことでしたので、
黒柳さんの言葉が胸に沁みました。

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バイオ・ウェルネス・ヨガスタジオ








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哲人ヨーギに出会った!!(その4)

ヨガ修行記・ネパール編Vol,4です。

ネパールのバクダプールで出会った哲人、今回が最終話です。
(1月2日から4日間のシリーズ記事です。)


その哲人は、「宇宙唯我一人」の風情。
ゆっくりとかがみ、両足をゆっくりと上げ、「アーサナの王」と言われる、
頭立ちのアーサナ(シールシャアーサナ)を始めた。
ヨーガのアーサナ(ポーズ)の中で、最も大切と言われているアーサナだ。

心身を若返らせる効果が、大変高いと言われているが、
目の前の哲人を見てナットク
また、ストレスを解消したり、無心になることが出来るアーサナとも
言われているが、またまたナットク
(便秘解消にも効果大と言われているが、この哲人には無縁だろうなぁ~)

哲人は、頭立ちのアーサナのまま、瞑想に入った。
オーラを漂わせ、周りに癒しの気を発散しながら、ナント2時間
ひたすら静止。瞑想を続けた。

ヨガ初心者の場合は、必ず、肩立ちのアーサナ(サーランバ・サルワーンガ)を、
完全にマスターした後、次のステップとして、頭立ちのアーサナの練習を始める。
危険なので、壁など支えが在る所で練習する。
哲人のように、ゴツゴツした石の上に、ウスーイ布1枚なんてとんでもない。
しっかり、ヨガマットを使用する。

普通は、まず1分間の静止を目指す。
だんだん慣れてくると10分~15分位は、静止出来るようになる。
2時間は、かなり修行を積まないと無理。
頭立ちどころか、普通に足で立っても2時間の静止は難しいかも・・・。

哲人ヨーギは2時間後、
静かに寺院に合掌し、何処かへ去って行った・・・

読んで頂いて、ナマステ!!



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哲人ヨーギに出会った!!(その3)

ヨガ修行記・ネパール編Vol,3です。

1月2日からアップしている、ネパールのバクダプールで出会った、哲人ヨーギの続編です。
(1月5日までのシリーズ記事です。)


その老人の白衣の下には、鋼鉄のような肉体
赤同色に日焼けした肌は、艶やかで弾力にとみ、シワも無い。

もちろん、無駄な贅肉など一切無く、
柔らかく、しなやかで、良質な筋肉がほど良くついている。
(背中の中央に写っているのが、2メートル超の束ねた白髪。)

年齢を超越した、肉体の素晴らしさにビックリ
この老人は、いったい何歳なのか?
ますます、年齢不詳となってきた・・・。

ヨーガで、年齢を超越した、これほどの美しい健康美を創れることに、
ただただ感嘆

もはや、言葉では表現出来ないオーラが漂い、静寂な雰囲気が哲人を包む。

鍛えれば肉体は、進化する。
ヨーガのアーサナ(ポーズ)の、一回、一回が、必ず肉体を鍛え、磨く。

哲人はやがて、「アーサナの王」と言われるアーサナに、静かに入った。
そして、ナント2時間静止を続けた。

私は、最初静かに見つめていたが、途中から感動の涙を流していた

驚愕の、アーサナの写真は次回、最終話で・・・。

読んで頂いて、ナマステ!!




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哲人ヨーギに出会った!!(その2)

ヨガ修行記・ネパール編Vol,2です。

昨日に引き続き、ネパールのバクダプールで、出会った哲人ヨーギを紹介します。
(1月2日から5日までのシリーズ記事です。)


寺院に静かに合掌し、階段を降りる老人の姿は、
まさにヒマラヤの、山々のように神々しく毅然としていた。
凛とした中、温かみのあるやさしいオーラが、全身から漂っている

ナント白髪は、2メートル超
その長い白髪を、ストールのように肩に回している。

階段を降りてくる身のこなしは、この世の者とは思えない。
まるで、キントン雲に乗っているかのようだ。

周りに居た人々も、いつしか引き込まれ、ジッと見つめている。
私は、目が点

ヒマラヤの山中には、この哲人のような方がたくさんいらっしゃると聞く。
極限まで切り詰めた食事、睡眠・・・。修行の日々・・・。

この老人も、もしかしたらそのような哲人ヨーギなのかと思いながら、
見つめていると、身にまとっていた白衣を脱いだ。

そこに現れたのは、なんと・・・

私なんて、まだまだヒヨッコ
この老人に出会ってヨーガの奥深さを、あらためて思い知った。
明日は、この哲人の、奥義を窮めた姿をご紹介したい。

読んで頂いて、ナマステ!!

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ネパール在住30数年の、私の知人(日本人のご夫妻)のオフィス、
コスモスインターナショナルのサイトです。ネパールに関する、さまざまな情報が紹介されています。日本では、入手しづらい情報も満載です。
http://www.nepal-news.net/index.html
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哲人ヨーギに出会った!!(その1)

ヨガ修行記・ネパール編Vol,1です。

私がヨーガに傾倒したキッカケは、何人もの哲人ヨーギとの出会いだった。
初めての出会いは、30数年前。
モロッコのマラケッシュで出会った哲人ヨーギ。
この出会いが私を、ヨーガの世界に導いた

今日から4日間に渡り、数年前ネパールで出会った哲人ヨーギを紹介したい。

ネパールの世界遺産都市、バクダプール。
白い布をまとった老人が寺院の前に座っていた。
安らいだ雰囲気の中、太陽の光に包まれて、とても心地よさそうに瞑想中。

髪、髭、眉、すべて真っ白
そうとうな年齢に見える。間違いなく、80歳オーバー
とにかく、年齢不詳。
風貌は、哲人と言うより、むしろ仙人。または、昔の剣豪。

インドやネパールには、一見、何気ない人に見えながら、
実は凄い力を秘めている哲人が、ゴロゴロいる。
気張ったり、偉ぶることなど全くせず、驚くほどフツーで、何気ない。
まさに、自然体だ。

とてつもない能力を持っている人ほど、悠然としているものだ。
「この老人も、もしかしたら?」と、注目しながら眺めていた。
すると、やおら立ち上がった全身の風貌を見て唖然
老人は、階段を上り、寺院に静かに合唱した・・・。

今日の写真だと「えッ?物乞いしてる人?」と、思われてしまうかもしれない。
・・・。
この老人の哲人ぶりは、明日から紹介させて頂く。

読んで頂いて、ナマステ!!









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