長島敏春「逗子日乗」(旧「生命のサンゴ礁」)

2007年温暖化による石垣島のサンゴ礁大白化に遭遇。「生命のサンゴ礁」を開始。2023年に「逗子日乗」とする。

史上初、オリンパスTG-2でサンゴに共生する褐虫藻を撮影。

2013年06月06日 | 石垣島

海の生き物の源泉であるサンゴ礁。そのサンゴを支えているのがサンゴに共生する褐虫藻だ。褐虫藻のサイズは10ミクロン、0.01ミリ。オリンパスのTG-2のスーパーマクロは7倍まで撮影出来る。1枚目の写真が7倍のサンゴの写真だ。褐色のスジが褐虫藻だ。更にデジタルマクロでは14倍まで可能だ。2毎目の写真がそれだ。褐色のつぶつぶが確認出来る。もちろん褐虫藻の顕微鏡写真はあるが、水中で生きているサンゴの褐虫藻の写真は初めてではないだろうか。TG-2は水深15メートルまでそのまま、ハウジング無しで持ち込める。TG-2はコンデジなので撮像素子が小さいためピンが深いのでマクロ撮影では有利だ。一眼レフの場合はピンを絞るのでどうしても背景が黒くなる。1枚目の写真は「石垣島 サンゴの世界」で展示中です。優れたカメラを使い、今まで見た事のない世界を描くのも写真家の一つの仕事だと思います。

「石垣島 サンゴの世界」開催中 和真新宿ギャラリー 7.31まで 無休 新宿区新宿3-28-7 AM10:00~PM8:00 新宿中央東口徒歩3分

写真絵本「サンゴの海」が偕成社から好評発売中。