サキシマスオオノクニはマングローブ林の奥に生息する。シルエットのサキシマスオオノクニから光芒を出した。光芒を得るためにF値を16まで絞り込んだ。サキシマスオオノクニは大きな板根を持つ。硬くて大きい事から昔の人は生活の道具を板根で作ることがあったという。
NikonD800 18-35mm F3.5-4.5
ジュンク堂トークセッション「サンゴの海と写真絵本の可能性（長島敏春 岡本洋平 刑部聖）」インターネット配信中。
・YouTube http://youtu.be/SBeNI1UvIBY
・ニコニコ動画 http://www.nicovideo.jp/watch/1382932119
まるでブルーとオレンジの魚が湧いて出たようだ。晴天で透明度が良いと綺麗な写真が撮影出来る。私は海に癒される。石垣島は日本のサンゴの55％を占める日本一のサンゴの島だ。海の食物連鎖の源がサンゴ礁である。私たちもその恩恵にあずかっている。この美しいサンゴの海を子どもたちに残さなければならないと思う。
NikonD700 Sigma15mm
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サンゴ礁でタマイタダキイソギンチャクと共生しているハマクマノミ。大きい方がメスで、小さい方がオスだ。クマノミは性転換することが良く知られている。大きなメスが死ぬとオスがメスに性転換する。クマノミ以外でも、キンギョハナダイ、ハナヒゲウツボ、ホンソメワケベラなど性転換する魚が多い。なぜなのか。一説では海中は陸上に比べると生存競争が激しいため、効率よく子孫を残すための一つのシステムが性転換だという。
ドロップオフ付近で撮影した。遠くサンゴ礁が見えるような構図だ。ワイドマクロの撮影は主題に対しどんな環境を入れるかが大切だと思う。懸命に生きるクマノミとイソギンチャクの姿がより鮮明になった。
NikonD700 Sigma15mm
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赤に青い斑点があるユタカハタがスカシテンジクダイを狙っている瞬間だ。サンゴはプランクトンを生み出し、そのプランクトンをスカシテンジクダイが食べる、そして、スカシテンジクダイをユタカハタが補食するのだ。石垣島のサンゴ礁ではこうした食物連鎖が見られる。自然は全て繋がっている。人間も自然の一部であるから、自然と繋がっている。
NikonD700 18-35mmf/3.5-4.5
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手前はソフトコーラルの群落だ。太陽光のスジが見える。人を入れるとそのスケールが分かる。ソフトコーラルもサンゴの仲間だ。サンゴがすくすく育つ石垣島の海は素敵だ。
NikonD700 Sigma15mm
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明けましておめでとうございます。本年は新しい始まりを予感させます。社会が大きなうねりの中にあるようです。時代が大きく変わる気がします。私たち人間が本当の意味で自然と共存していく、そんな価値観が本当に求められているような気がします。私は今年は年男、還暦を迎えます。今年はサンゴ礁の他にマングローブも撮影していきたいと思います。被写体も水中だけでなく広く自然を撮りたいと思います。皆様に自然の素晴らしさをお伝えしたいと思います。
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