夜のサンゴ礁は静寂の世界だ。ライトを照らし目を凝らしながらサンゴの世界を見る。
昼に比べると魚達がサンゴを寝床にしている。魚はまぶたがないので、目は開いたままだ。
昼、群れをなすスズメダイも夜はサンゴでお休みである。
ニコンD700、60㎜マクロレンズ。
右の濃い色の楕円形がポリプである。
サンゴは昼褐虫藻による光合成を行い栄養分を得て、夜はポリプを伸ばし動物性プランクトンを捕まえて食べる。
ポリプはサンゴの個体である。個体が集まって群体を形成する。一般的にエダサンゴやテーブルサンゴと呼ばれる形成されたものが群体である。そしてサンゴの群体が更に集まりサンゴ礁が形成されます。
D700のハウジング「MDX-PRO D700」のオーバーホール済み製品が届きました。
同時に1.2倍ファインダーを付けました。右下に付いているのがそれです。
特に水中ではファインダーが大きく見えることは大切です。構図やピントの確認がし易くなります。
おそらく水中の世界がより確実に見えるでしょう。
夜の石垣島。サザナミフグを見つけた。
サザナミフグは腹部がさざ波の模様があることからその名の由来がある。
夜行性でサンゴ礁に棲む。かなり大きく50㎝に達する。
威嚇のため膨れたサザナミフグ。なぜか愛らしい表情だ。
光に輝く金色のイチョウ並木。
まるで、サンゴ礁の中にいる様な感覚を覚える。
自然に抱かれる感覚。
おじいちゃんとお孫さんを乗せた乳母車を押すおばあちゃんがいた。
とても嬉しそうだ。
D700、24㎜ー120㎜ズーム(24㎜を使用)
ドット柄が美しいニセゴイシウツボ、このウツボはなぜか愛らしい顔をしている。
ウツボはサンゴ礁や岩陰に生息する。南西諸島に多くの種類が分布する。
本来は臆病な性格の魚で、ウツボから人を攻撃することはないが、
侵略されると鋭い歯で噛み付くのでむやみに手を入れたりする事は危険である。
本来、魚や海の生き物は人間を攻撃することはないが、防衛本能が働いた場合、攻撃に対して反撃する。
それは魚達が、自分自身を守る、縄張りを守る、子供を守る、エサを確保するためのものです。
世界には21,000種以上の魚が生息しているといわれていますが、このうち4000種以上がサンゴ礁に棲むことが分かっています。
なんともユーモラスな表情のミナミホタテウミヘビです。
1メートル近くある胴体は砂の中に入っています。
夜行性のため昼間は穴の中に入りますが、夜は捕食のため泳ぎます。
敵から身を守るため、穴に入りミナミホタテウミヘビは何を考えているのでしょうか。
じっと、ひたすら何かを待つ人間らしい顔に見えてきます。
ワイドマクロ的な撮影。
手前にスズメダイとコモンシコロサンゴを入れ、
バックにコモンシコロサンゴの群生と青が美しい水面を入れ奥行き感を出しています。
私は環境が写り込んだ魚や生き物の写真もメインのテーマです。
ニコンD700、17㎜ー35㎜ショートズーム(17㎜側を使用)
ハウジングはシーアンドシーMDXーD700
カメラ及びハウジングはいつもながら正確に作動してくれる信頼感が大事です。
水中写真家にとってカメラとハウジングは大変大切なものです。
人の手のような形をしたコモンシコロサンゴの群生に無数のヨスジフエダイが乱舞しています。
石垣島の海は端正で美しいサンゴ礁の景色を見せる。早朝の海は魚達が元気に泳いでいる。
公式ホームページにGoogleの自動翻訳機能を使いました。
これで、翻訳可能な言語52カ国語をメニューで切り替えて表示できるようになりました。