黒っぽく見えるニザダイは温帯域にすむハギ、群れはネンブツダイ、そして元気なソフトコーラル。生命感溢れる逗子のオオタカ根だ。オオタカ根は水深30mから高さ20mの岩礁がそびえ立つダイナミックなポイントだ。自然の素晴らしさを感じる。守らなければならないといつも思う。
長島敏春写真展「サンゴとマングローブ」逗子文化プラザホールギャラリー 7月20日〜7月23日
黒っぽく見えるニザダイは温帯域にすむハギ、群れはネンブツダイ、そして元気なソフトコーラル。生命感溢れる逗子のオオタカ根だ。オオタカ根は水深30mから高さ20mの岩礁がそびえ立つダイナミックなポイントだ。自然の素晴らしさを感じる。守らなければならないといつも思う。
長島敏春写真展「サンゴとマングローブ」逗子文化プラザホールギャラリー 7月20日〜7月23日
逗子で見たイサキの群れ。イサキは相模湾から九州で見られ、岩礁帯を群れで泳いでいる。関東では夏の魚の代表的なものだ。幼魚や若魚は黄色の縦縞が3本あるが、30-40センチの成魚になるとぼんやりする。刺しのと塩焼きは淡白な味と磯の香りがして美味だ。
逗子の海は魚の群れが凄くなっている。ネンブツダイ、スズメダイ。キンギョハナダイ、マアジ、イサキ、イシダイなどが見られる。どれも見応えがあるが、イワシの大群が迫力がある。海一面がイワシの群れで覆い尽くされる瞬間がある。ふと上を見ると時折見る事が出来る。来月は20日から23日まで逗子文化プラザでパネル展を開催します。西表島、石垣島、インドネシアのラジャアンパット、そして逗子の最新作、各6点合計24点の展示になります。会期中はずっと在廊します。新宿和真ギャラリ―での写真展は昨年で終了しました。今後は逗子文化プラザで夏の写真展を続けようと思います。皆さんよろしくお願いします。
逗子の海は生き物たちが一杯だ。海の中は魚の群れが頻繁に見られるようになった。ソフトコーラルも元気だ。ウミシダもたくさん見られる。ソフトコーラルやウミシダを魚の群れが取り囲む。この黒いウミシダはオオウミシダだ。このウミシダは腕の長さが30〜40㎝になる大型だ。腕は10本で太く、ガッシリしている。こんな感動のシーンが都心から電車で約1時間の場所にあります。私たちは自然と共に生きている、そんな実感を与えてくれる逗子の海に感謝します。
7月20日から23日まで逗子文化プラザホールで写真展「サンゴとマングローブ」を開催します。7月20日は「海の日」でもありますが、小学生の夏休みが始まる時期でもあります。A1サイズのパネルを4つの地域各6点合計24点の展示です。石垣島、西表島、インドネシア、さらに地元逗子の新しい写真を加えています。今回は「マングローブ生態系探検図鑑」の発売に合わせた写真展でもあり、当日会場で本の販売も致します。開催中は常時在廊します。子どもたちに是非見てもらいたいと思います。海の素晴らしさ、自然の美しさを伝えたいと思います。
イイジマフクロウウニは強い毒を持ち、ダイバーには大変危険な生き物だ。刺されると大きく腫れ、時にはショック状態になる。病院に行かねばならない。その毒を持つイイジマフクロウウニに共生するカニがいるとは驚きだ。しかも、トゲをハサミで刈り取り通路を作り、ウニの体を食べるという。これは共生の中でも片利共生と呼ばれる。片方だけに利益になるのだ。一見美しく見える写真だが、生命のドラマがそこにある。
逗子アートフェスティバル2016 写真展「海」長島敏春 海と森のギャラリー