長島敏春「逗子日乗」(旧「生命のサンゴ礁」)

2007年温暖化による石垣島のサンゴ礁大白化に遭遇。「生命のサンゴ礁」を開始。2023年に「逗子日乗」とする。

ダイブドリームインドネシアのツアー懇親会に参加

2015年01月27日 | 東京

1月25日、銀座で行われたのツアー懇親会に参加しました。冒頭のあいさつは唐澤さんです。ダイブドリームインドネシアさんはインドネシアのコモドやラジャアンパットの撮影の際に大変お世話になっています。チェンデラワシン湾クルーズやオサガメ観&ダイブクルーズ更にマウメレ・アロールクルーズが加わり、独自の企画が魅力的です。以下がダイブドリームインドネシアさんのホームページです。

写真絵本「サンゴの海」が偕成社から好評発売中。

日本自然科学写真協会  ニッコールクラブ

 

「環境と生物」の時代

2015年01月20日 | ラジャアンパット

「生命のサンゴ礁」とはこのブログのテーマです。2007年の石垣島で起こったサンゴ礁白化に遭遇し、その有様をカメラに収め発表したのがきっかけでブログを始めました。サンゴの中で共生している褐虫藻が地球温暖化で、海水温が上昇したのが原因でサンゴから離れました。サンゴに栄養を与えていた褐虫藻がいなくなり、サンゴは骨格がむき出しになりました。それがサンゴの白化です。サンゴが長年、積み重なった地形がサンゴ礁です。サンゴ礁は生き物たちを育む場所でもあります。そこでは様々なレベルでの植物連鎖が行われています。私はその現象をつぶさに見たとき、それはサンゴ礁そのものが生命に見えました。そして、「生命のサンゴ礁」と名付けたのです。そのころからでしょうか。「生命」という言葉がいろんなところで使われるようになりました。

最近、その「生命」を考えているうちに「環境と生物」といったテーマを考えるようになりました。一昨年からマングローブの撮影を始めました。マングローブがサンゴ礁とよく似た環境だと思えたからです。マングローブそのものの撮影に加え、生き物も撮影しています。そうするとサンゴ礁と同じような現象が見えてきます。それが「環境と生物」の関係性です。サンゴ礁もマングローブも独自の水を取り巻く環境です。その独自な環境に棲む生き物たちは一体どのような生き方をしているのか。ただその環境に生きているだけなのか。そうではないことが分かりました。生物が環境をつくり出しているのです。互いの生物達の営みが結果的に環境をつくり出しでいるのです。これからの時代は「環境と生物」の時代になると思います。それは人間も生物だからです、これからの時代を考え、未来を予測するのは私たちにとって急務な使命ともいえるでしょう。なぜなら、地球環境をコントロールしているのはすでに人類です。数十年後は人間は人間以上の人工頭脳を持つとされています。年の初めにこのようなことを考えています。人類の生き方が試される時代が始まりました。写真は地球上で最も生物多様性に富む海といわれるインドネシアのラジャアンパットのソフトコーラルとラジャアンパットを象徴するイエローリボンスイートリップスです。

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皇居にて D810で撮影

2015年01月15日 | 東京

先日、D810に24-85mm3.5-4.5Gを付け皇居でテスト撮影。皇居は現代も絵に描けるので面白いスポットだ。数百年の歴史を現代の建物と対比出来る。D810はD800と比べると画質及び操作性が格段に進化していると感じた。特に解像力がアップした。D810はローパスフィルターレスモデルのひとつの完成形かもしれない。操作性ではシャッターが静音になり安定した。また、液晶モニターがより自然な色になったようだ。

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