手前が茶色がコブハマサンゴ、後方に見えるのがクボミハマサンゴとテーブルサンゴの戦いだ。
これも、マジェロの海のダイナミックな水中景観だ。
マジェロの美しいクボミハマサンゴの景観ですが、よく見ると中央にテーブルサンゴが見えます。
サンゴはマジェロの強い太陽光を浴びて成長しますが、種類の違うサンゴが太陽光を奪い合い激しい成長競争を行います。
これも豊かなマジェロの海だからおこる事です。
サンゴ礁でよく見られるハナミノカサゴは強い毒を持つ事が知られています。
水中をゆっくり漂います。毒を持つのは泳ぎが上手くなく相手を威嚇するためです。
そのためでしょうか、派手な色もしています。
イソギンチャクと共生しているハナビラクマノミ。
このようにマジェロのイソギンチャクは大きく派手な赤色が多く見られた。
マジェロの強い光を浴びて、サンゴは育ち、魚たちはサンゴの恵みを受ける。
ここでは生き物の共生が美しく描き出される。
砂地のサンゴは強い光を浴びて成長します。
なぜかマジェロの海はいたるところにカイメンがあります。
いろんな形があり、色彩も多様で面白い。
カイメンは世界中の熱帯の海に生息します。植物みたいですが、生殖を行う動物です。
また、体内に大量の微生物が共生していることが知られています。
その骨格は天然のスポンジになります。
何か微笑ましく見えるウケウチイットウダイのカップルだ。
マジェロはインリーフの砂地にサンゴが点在するこのような場所と巨大サンゴが密集するリーフエッジにほぼ二分される。
自然界が表す紫とはこの色が、と思うのは大げさに過ぎようか。
紫に輝くチジミコモンサンゴのポリプは私に何を与えようとしているのか。
何を伝えようとしているのか。
これも心が動かされる一枚の写真です。
倒された巨大なヤシの樹。何か私達に訴えているようだ。
マジェロでも、ツバルと同じように海岸が年々削られている。そして倒れた木々.年々海岸線が後退している。
これも、地球温暖化が原因だ。
宿泊先だった「マーシャルアイランドリゾート」からの海です。対岸の島々は環礁が首飾りの様な一周している位置にあります。よく見ると島々の生活があります。
クサビライシは単体のサンゴで群体をつくらない、珍しいサンゴです。クサビラとはきのこの古語です。岩礁などに固着しないで、ころがっています。また、光の方に歩いていく性質があります。それにしても、このクサビライシの紫色はきれいですね。