久米島には「畳石」という場所がある。19年前に訪れた。
亀の甲羅のように大きな溶岩で出来た石が敷き詰められた所だ。
写真のように大きな石を門にしている家が幾つかあった。
NikonD700 24-120㎜
本年も今日で終わります、明日からは新しい年になります。
皆様にとって明年が素晴らしい年になりますように。
いつも私のブログを見て頂きありがとうございます。
私にとってブログを書く事は写真やそれにまつわる事象に対しての見方を確認することです。
海や自然、人間や社会など様々なテーマでそれを語りたいと常に思っています。
皆様が私のブログを見て、何か物の見方の参考になればと思います。
「ナンハリ」にあったクマノミがいたイソギンチャクをよく見ると口の部分が光っていた。
イソギンチャクはサンゴの親戚でもある。もちろん褐虫藻と共生し光合成をしている。
幻想的な造形である。
カメラはシーアンドシーの2Gのマクロを使った。
久米島のイマズニというポイントでギンガメアジの大群に遭遇した。
このポイントはギンガメアジやホソカマスの群れが見られる事で知られている。
ただし、いつも見られるわけではないらしい。私が2日間の滞在で見られた事は幸運であった。
D700、17㎜–35㎜ズーム
「ナンハリ」にあるヤセミドリイシの大群集にタカサゴの群れが迫ってきた。
水深はかなり深いが魚達にはあまり関係がないようだ、関係があるのは私たち人間だ。
水深が深くなれば人間は長くいられない。海から見れば人間は異物である。
私たちはその立場で海に接しなければいけない。国内最大級のサンゴ礁を見て人間のちっぽけさを感じた。
ヤセミドリイシの大群集に棲むセジロクマノミ。
この場所は、お世話になったエステバンの堅田さんに教えて頂いた。
右のサンゴがヤセミドリイシで後ろの群生もヤセミドリイシ。
サンゴだけでなく魚や生き物を入れると写真として奥行きと臨場感が出てきます。
一般的に30m以上の潜水は、スキューバ潜水の限界に近い深度になります。
そのためか、水深30mのサンゴ群集ははかなり深いため、今まで発見されなかった理由かもしれません。
ほぼヤセミドリイシのサンゴ礁ですが、写真にあるようにキクメイシなど他のサンゴもあります。
深場に生息するヤセミドリイシは八重山やケラマ、宮古などでも存在すると言われています。
今後、これらの地で大規模なサンゴ礁が発見されると思います。
今回の目的である久米島の国内最大級であるサンゴ礁を撮影。
沖縄本島の西70kmに位置する久米島は様々な変化に富む地形があり、多様性に富むサンゴ礁を有する。
また、透明度も良い海だ。このポイントは「ナンハナリ」と呼ばれる。
この大群集はヤセミドリイシと呼ばれるサンゴだ。
水深は30m前後で幅200m、長さ1km以上に広がっている。
D700、17–35㎜ズーム(17㎜を使用)
島で評判の味噌そばがお美味しい店。
店では丁寧にモヤシのヒゲを取っていました。下は砂浜の砂がひきつめていました。
ゆっくりと島の時間が過ぎます。
そばは、特に久米の特産である味噌が何とも言えないおいしい味です。
NIKON D700、24㎜-120㎜(24㎜で使用)
昨日、久米島から帰りました。
サンゴの他に魚の群れ等も撮影することが出来ました。
写真はホソカマスの群れに囲まれた時のものです。
かなり近くまで寄れました。ホソカマスが重なり合って写りました。迫力の一枚です。
カメラはサブカメラとして持参したSEA&SEAの2Gです。カメラ本体はリコーのOEMでGX200です。
24ー72㎜の広角ズームのコンパクトカメラで、マクロモードに優れ、RAW で撮影出来ます。
一眼レフを2台持つ事が出来ない時、サブとして使える一台になりそうです。
24㎜側で撮影。
昼間は見られない光景です。サンゴが触手を出して動物プランクトンを捕獲しようとしています。
サンゴは皆さんご存知のように動物です。この写真を見ると動物の一端が分かります。
サンゴが幾つも生きて重なり合い、サンゴの骨格の部分が堆積され、サンゴ礁を形成します。
世界最大の構造動物が東西2,000キロメートルにわたるオーストラリアのグレイトバリアリーフといわれています。
また、地球上にはサンゴ礁でつくられた島々が多くあります。
そこには美しいサンゴやカラフルな魚や様々な生き物が共生します。
本当に不思議なサンゴ礁。私はこの素晴らしいサンゴ礁を皆さんに見てもらって、紹介していきたいと思います。
明日から久米島にいきます。久米島は19年ぶりです。初めて沖縄の離島に行ったのが久米島です。
海の生き物の豊富さと透明度の良さが印象に残っています。また、トロピカルな印象の砂地があります。
サンゴと魚達や海の生き物の撮影をします。海の再会と新しい出会いに期待します。
エダサンゴの群落で見られるミスジチョウチョウウオ。
サンゴのポリプを主食にしている。
眠っているのに、なんとも可愛い顔をしている。
サンゴと共に生きるミスジチョウチョウウオ。
夜のサンゴ礁は昼の美しい海とは別世界だ。
魚や生き物が眠りにつき、夜行性の生き物が活動を始める。
ナイトの撮影は新しい発見があって楽しい。