長島敏春「逗子日乗」(旧「生命のサンゴ礁」)

2007年温暖化による石垣島のサンゴ礁大白化に遭遇。「生命のサンゴ礁」を開始。2023年に「逗子日乗」とする。

初めての逗子水中撮影⑧ 「きらめく海 ソフトコーラルとヒトデ」

2016年08月31日 | 海と森のギャラリー

ヒトデは普通5本の腕を持つ棘皮動物である。色彩が鮮やかのものが多い。肉食性、あるいは腐食性である。貝や付着動物を食べるが、魚などの死体も食べる。海底の掃除屋でもある。サンゴのみを食べるのはオニヒトデである。近年沖縄の離島ではオニヒトデが大発生しその食害により多くのサンゴが死滅したのは記憶に新しい。現在沖縄の離島では温暖化でサンゴ礁の白化現象が起きている。白化が長期になるとやがて死滅しサンゴがなくなる。サンゴがなくなると魚たちに大きな影響があります。

長島敏春写真展「海」和真新宿ギャラリー

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日本自然科学写真協会  ニッコールクラブ


初めての逗子水中撮影⑦ きらめくソフトコーラルと魚影

2016年08月30日 | 海と森のギャラリー

ソフトコーラルのお花畑を見上げると明るくなり魚影が見えた。カメラはニコンD810 シグマ15mmf/2.8 1.2×(クロップ)。 クロップとは画面から周囲を切り取るように一部を抜き出して撮影する機能です。水中ではカメラ交換が出来ないので画角を変えたい時に使用します。広角ズームも画角を変える事が出来ますが、四隅が流れてしまう絵になります。D810は通常のFXサイズで3600万画素あります、1.2×しても2400万画素あります。画角は18mm位になります。カメラのハウジングはシーアンドシー製です。このハウジングはクロップ操作がラクに行える設計になっています。私はクロップを使い、一台のカメラで15mmと18mmを使い分けています。

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初めての逗子撮影⑥「きらめく海 ソフトコーラルとネンブツダイ」

2016年08月29日 | 海と森のギャラリー

本当にきれいなソフトコーラルの海だ。ネンブツダイは伊豆半島などの温帯域の浅い岩礁で多く見られる。目のラインと尾びれの黒点が目印だ。ヤギの仲間やウミシダが凄くカラフルだ。こんな近くに素晴らしいポイントがあった事に今さら驚く。

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初めての逗子撮影⑤「きらめくソフトコーラルの楽園」

2016年08月25日 | 海と森のギャラリー

ここはまるでソフトコーラルのお花畑だ。ヤギやウミトサカやガヤ、様々なソフトコーラルが混然一体になっている。中央の茶色の生きものがウミトサカ、右隣がガヤだと思われる。奥には小魚が舞っている。

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初めての逗子撮影④「きらめく海 魚たちのゆりかご」

2016年08月24日 | 海と森のギャラリー

逗子の水中を見渡すと魚たちの様子が徐々に見えて来た。お花畑のようなカラフルなソフトコーラルに魚たちの群れが現れる。スズメダイの群れが眼前にやって来た。良く見ると左の岩の間からウツボが顔を出した。ここは魚たちのゆりかごでもある。

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初めての逗子撮影③ きらめきの海 ソフトコーラルとウスアカイソギンチャク

2016年08月23日 | 海と森のギャラリー

白い花が開いているように見えるのがウスアカイソギンチャクで、イソギンチャクの仲間です。ヤギ類などに寄生してどんどん増殖する。個体は繋がってなく群体を形成しています。回りをネンブツダイが泳ぎます。

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初めての逗子撮影② きらめくソフトコーラルとウミシダの海

2016年08月22日 | 海と森のギャラリー

逗子の海はソフトコーラルに混じりウミシダが数多く見られました。真ん中の丸まった黄色、オレンジ、黒のユリのように見えるのがウミシダです。ウミシダは50本以上の腕を持つ動物で、潮通しの良いサンゴ礁や岩礁で腕を広げデトリタスなどを食べます。これだけウミシダが多いのは逗子の海がいかに栄養分が多いという証明でしょう。

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初めての逗子撮影 きらめくソフトコーラルの海

2016年08月20日 | 海と森のギャラリー

昨日は念願だった逗子の海で水中撮影。生物層の豊かさに圧倒される。想像していた以上の海であった。ここは黒潮が流れ込む海だ。黒潮が運ぶ栄養により豊かな生態系が保たれているのだろうか。写真はカラフルなヤギの仲間とネンブツダイの群れだ。ヤギは腔腸動物である。八放サンゴ類のソフトコーラルだ。岩上に固定して生きている。

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朝日小学生新聞「石垣島のサンゴ礁② サンゴと褐虫藻」

2016年08月15日 | 海と森のギャラリー

朝日小学生新聞の記事です。2回目は北部のカラフルなサンゴ礁です。サンゴの色は褐虫藻である事を通じ、サンゴと褐虫藻の共生を説明しました。インパクトのある写真で小学生たちに私の考えを伝えたいと思います。

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第6回 川嶋一成写真展 逗子文化プラザホール ギャラリー

2016年08月12日 | 海と森のギャラリー

SSPの会員で逗子在住の川嶋一成さんの写真展に行く。川嶋さんは長年、海辺の生物を撮影し多くの著作を出された方です。今回は6回目で「水面直下の海での生物」がテーマです。陸と海の境目である潮間帯に棲む生きもたちの姿をとらえています。そこに映し出されるのは宇宙の天体を見るような別世界です。独自の世界です。奥様と一緒の写真を撮影させて頂きました。

会期は8月15日まで AM10:00〜PM5:00 逗子市逗子4-2-10 逗子文化プラザホー1階ギャラリー

長島敏春写真展「海」和真新宿ギャラリー2016.8.1~9.30 AM:10:00~PM:8:00 新宿区新宿3-28-7 会期中無休

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逗子に移住して1年

2016年08月10日 | 海と森のギャラリー

昨年の8月10日に逗子に移り住んで今日で一年を迎えました。1年前に都内から引っ越して、現在の自宅兼アトリエに移りました。引っ越しに使った段ボールの山が数週間積まれていた事が昨日のようです。移住とは仰々しい言葉だと思いますが、ただの引っ越しとは言えないような体験をしています。最近、石原慎太郎さんが「湘南は日本のコートダジュールである」とある月刊誌に寄稿されました。コートダジュールはフランスの世界的に有名な避暑地です。多くの文化人が集まり、芸術の街である事も知られています。海と山がある逗子の自然、隣りの鎌倉では歴史と文化を感じることができます。私の自宅の先に石原慎太郎さんの自宅がありました。すでに数年前に売却されたそうです。ここで何かが生まれるような気がします。また、生み出したいと思っています。

ニコンD810 14-24mmf/2.8G ED iso64 f/11 1/400秒 晴天 

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朝日小学生新聞で「石垣島のサンゴ礁」8回連載

2016年08月05日 | 海と森のギャラリー

私の記事及び写真が掲載された「朝日小学生新聞」が届きました。昨日の発売です。横に長い記事ですので、分かりやすいようにiPhoneで取り分けた写真です。朝小ミニ図鑑というコーナーで、火、木の掲載で合計8回の連載です。石垣島のサンゴ礁がテーマです。初回は以下の通り作者へのインタビューとプロフィールになります。

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げんべいのビーサン

2016年08月05日 | 海と森のギャラリー

葉山にあるげんべいでビーサンを買った。げんべいのビーサンは大変履きやすく、色も良い。日本初のビーサン専門店である。げんべいのビーサンは合成ゴムではなく、天然ゴムを使っている。鼻緒が工夫されていて、長時間履いていても指が痛くならない。昨年の夏に買ったのだが、石垣島に忘れて来てしまった。やっと入手した。そういえば昨年東京から移住して、もうすぐ1年になります。

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和真新宿ギャラリー

2016年08月04日 | 海と森のギャラリー

写真展の会場は新宿駅からすぐです。中央東口を上がれば徒歩1分の所です。左隣は新宿ライオン会館、さらにビックロがあります。ギャラリーは階段の側面を使っています。1階から4階まで展示しています。A3+が11点にA4が4点の計15点の作品があります。全て最新のオリジナルプリントです。それを大きめ目の白い額に入れています。暑さも盛りを迎えました。是非、都会で海を感じて下さい。少しは涼むかも知れません。

長島敏春写真展「海」和真新宿ギャラリー2016.8.1~9.30 AM:10:00~PM:8:00 新宿区新宿3-28-7 TEL03-3354-5588(代)

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和真新宿ギャラリー 長島敏春写真展「海」

2016年08月02日 | 海と森のギャラリー

和真新宿ギャラリーの長島敏春写真展「海」が昨日より開催されました。和真ギャラリーでは5年間で6回目の個展になります。ほぼ、夏の時期の2ヶ月間開催しています。今回は「海」というテーマで、今まで撮影した各地の海をセレクトした構成になっています。石垣島、西表島、インドネシア、更に湘南逗子が撮影地です。逗子は昨年夏から自宅兼アトリエを建設し、都内から移転しました。逗子では四季を感じる海岸などの写真の撮影をしています。 55才からフリーランスの水中写真家になり、今年で7年になります。石垣島でのサンゴ礁の撮影を開始し、世界一のサンゴ礁を有するインドネシア、そして3年前からは西表島でマングローブの撮影をしました。逗子のアトリエは自然豊かな海と森があるエリアです。今回の「海」というテーマは今までの写真の一つのまとめが出来たように思います。新宿駅からも近く、会期も8月、9月の長期なので是非お見えになって下さい。

長島敏春写真展「海」和真新宿ギャラリー2016.8.1~9.30 AM:10:00~PM:8:00 新宿区新宿3-28-7 TEL03-3354-5588(代)

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