長島敏春「逗子日乗」(旧「生命のサンゴ礁」)

2007年温暖化による石垣島のサンゴ礁大白化に遭遇。「生命のサンゴ礁」を開始。2023年に「逗子日乗」とする。

雄大なサンゴ礁の景観

2011年09月30日 | コモド

久しぶりにサンゴ礁の雄大な景観です。Bath Bolog(South Reef)のサンゴ礁の谷を撮影しました。

サンゴ礁をよく見ると太陽の光が帯状に差し込むのが見えます。その上には魚たちが涌きいでます。

こんな光景も好きです。フィッシュアイレンズを使用。

 


UFOみたいなサカサクラゲ 

2011年09月28日 | コモド

サカサクラゲは砂の上で普通のクラゲとは逆になった姿、傘面を下にして泳ぎます。中層ではなく海底で暮らす変わり種のクラゲです。こりゃどう見てもUFOですね。

ソフトコーラルのポリプの間で泳ぐサカサクラゲ、何か不思議なコスモスを感じますね。


ピンクビーチをつくるオルガンパイプコーラル

2011年09月20日 | コモド

ナイトダイブで撮影したオルガンパイプコーラル(英名)、オルガンのパイプに似ているところからこう呼ばれています。和名ではクダサンゴです。ポリプから8枚の触覚を出してプランクトンを補食しています。次の写真はこのピンクのオルガンパイプコーラルが細かく砕け、長い年月を経て白い砂と混じり合い形成されたビーチです。ピンクの美しいビーチがコモドの海にあります。自然への畏敬の念を感じる場所です。


生命湧くコモドの海

2011年09月12日 | コモド

撮影地スポットはBatu Bolong(North Reef)。コモドのサンゴ礁は多種のサンゴが入り乱れるように生存する。これはテーブルサンゴの中に枝サンゴとウスコモンサンゴが入っている。つまり光を求めての縄張り争いなのだ。そこにハナゴイやハナダイさらにベニマツカサが泳いでいる。

ストロボの光は良く廻り、背景のサンゴ礁もよく描写された。水中写真は単一のサンゴや、単一の魚たちの写真が多い。コモドやラジャアンパットでは一枚の写真の中に多様なサンゴや魚たちが描写される。そうするとサンゴや魚たちの共生の姿が見えてくる。その姿は美しく力強さがある。その光景と感動を皆様にお伝えしたいといつも思っています。


サンゴで眠るナンヨウブダイ コモド

2011年09月07日 | コモド

ナイトダイビングでは夜の魚の生態を撮影することが出来ます。間は元気に泳いでいた魚たちも夜はひっそりと眠りに入ります。ナンヨウブダイはサンゴの中で粘液まゆをつくりことが良く知られています。一見起きているように見えますが、魚は瞼がないため眼は閉じていません。それにしてもグリーンとブルー、イエローとバイオレットの色の取り合わせが奇麗ですね。