イソギンチャクに棲むイソギンチャクエビ。シッポの先端に黄色の4つの模様が特徴だ。雌はお腹の横に白い斑点があるが、雄はない。右が雌で左が雄である。イソギンチャクのポリプのように透明で美しい。
2012年のキャノンカレンダーで使われた早見紀章さんの写真展だ。13点の大判の写真は日本の自然の風景だ。迫力があり、光の美しさを表現している。ハガキで使われた水中写真は一点で、他は陸の写真であった。水中の写真が自然の風景の一つとして成立している。このような水中写真の展示はあまり前例がないだろう。水中写真の一つの可能性として重要なことであると思った。キャノンギャラリー銀座(会期は11月30日まで)
イソギンチャクと共生するナデシコカクレエビを見つけた。よく見るとバンガイガーディナルフィッシュがナデシコカクレエビを見つめている。マクロ写真の中で展開されるドラマがある。環境と生き物達、生き物達と生き物達。いろんな関係が存在する。私はこうしたドラマが垣間見える写真も好きです。12月にレンベに行きます。6月に撮影したレンベのマクロの写真をしばらくアップします。
明日19日の夜9時から放映される日本テレビ「妖怪人間ベム」で6月にインドネシアのレンベで撮影した、変身するタコで有名なミミックオクトパスの写真が使用されます。あがた森魚さん扮する生物学の研究をしている教授がミミックオクトパスの写真を使っていろいろと説明するシーンです。皆さん、もしお時間があれば是非見て下さい。
無数のスズメダイが枝サンゴから湧くように目の前を覆った。中央にはノウサンゴがある。スズメダイの力強さとそれを育むサンゴ礁。生命の不思議を感じさせるコモドの海だ。
姫の沢公園は、熱海市にある自然豊かな公園。午前中は曇りであった。青空がないかわりに上空は霧がかかっていた。これも自然の姿である。何かすがすがしさを感じた。
朝の8時、空からの光が紅葉の伊豆山を照らす。下には熱海の町並みが見える。紅葉と青い空、そして熱海の海が一日の始まりを現している。自然に包まれる時、人は自然と一体となる。この時に人は本来の人間を取り戻しているのだろうか。
コモドのMANTA ALLEYでマンタを撮影する。水面は渦が巻く激流。
ここはマンタリバーとも呼ばれるエリアだ。数多くのマンタが集結。
ブラックマンタも出現した。ブラックマンタが見られるエリアは世界的にも稀だ。
今回のコモドクルーズでは海岸に徘徊するコモドオオトカゲを撮影出来ました。
体長3メートル、体重140キロ以上まで成長する世界最大のトカゲで、通称コモドドラゴン。コモドでは生態系の頂点に君臨します。コモドが世界自然遺産に選ばれた理由の一つがこのコモドドラゴンの存在でもあります。
コモドの島々から夕日が沈む。沈みかけた太陽の光は虚空を照らし、一瞬にして別の世界を出現させる。
人生の終焉を思わせるような光景に出会った。
コモドクルーズ中に見た小島の光景。左には小さく船が見える。浸食された白い側面、上の地面は枯れ草、一部は崩れ落ちている。何やら異様な光景だが、これは紛れもなく自然現象だ。