長島敏春「逗子日乗」（旧「生命のサンゴ礁」）

高千穂峡　真名井の滝

2019年12月27日 | 旅行

宮崎県の高千穂峡は阿蘇山の噴火により、急速に冷やされた際に柱状節理の岩が出来、その岩を川に流れが侵食した峡谷である。川幅は10数メートル、深さは20メートル、崖は東西7キロに渡る。真名井の滝は高さ17メートルから流れ落ちる。岩の形と水の青さが神秘的だ。時折行き交うボートを入れて撮影した。ニコンZ50に標準ズームZDX 16-50MM VR.

熊本城は2016年4月14日の熊本地震により大きな被害を受けた。当時、修復には10年以上かかると言われたこと。今回訪れる機会があり、ニコンのZ50に標準ズームレンズで撮影した。復旧はかなり進んでいる印象を受けた。マスコミでよく取り上げられた「奇跡の一本石垣　飯田丸５階櫓」も写真に収めることができた。一本の石垣が城を支えている様子は感動的である、いかに石垣が大事かを思わざるを得ない。また、崩れた石垣は番号がふられ、組み直して修復するという。

奇跡の一本石垣　飯田丸５階櫓

ニコンZ50テスト１　葉山森戸海岸

2019年12月06日 | 海と森のギャラリー

先月発売されたニコンDXフォーマットミラーレスカメラZ50のテスト撮影に葉山に出かけた。このカメラは何しろ軽量だ、標準ズーム付きで620グラムしかない。標準ズーム16ー50mmf/3.5-6.3VRは35m判換算で24-75mmで常用できる。肩にかけても首からぶら下げてもほとんど重さを感じないほどだ。スナップカメラとして理想的と言える。

テストとして海岸と水面を撮影した。どの程度使えるかはもう少し撮影してみなければ分からないが、かなりのクオリティだと思う。

小田原文化財団　江之浦測候所　その三

2019年12月05日 | 海と森のギャラリー

ファウンダーである杉本博司さんの作品、杉本コレクションもここで見ることが出来る。館内は外国人が多く訪れる。世界各国から来ているようだが、ニューヨークから来られる人が多いようだ。杉本博司さんの活動拠点がニューヨークにことによるのか。江之浦測候所では写真撮影はオーケー、ただし三脚の使用は出来ない。これは「数理模型」という彫刻だ。数式を模型化したものでアメリカ、日本などの建築物に置かれている。

杉本博司さんの作品は８X10と呼ばれる大型カメラで撮影されている。「劇場」は長時間露光で劇場を表現している。

「海景」は世界の海の水平線を撮ったものだ。写真に外光が入り外の景色が映り込んでいる。

「稲妻」は閃光を実験室で作り出し、直接印画紙に焼いている。各プリントの素晴らしさ、美しさ、創作の方法論と独自の世界観に感銘した。