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長島敏春「逗子日乗」(旧「生命のサンゴ礁」)

2007年温暖化による石垣島のサンゴ礁大白化に遭遇。「生命のサンゴ礁」を開始。2023年に「逗子日乗」とする。

世界自然遺産の海 コモド諸島

2011年08月14日 | コモド

昨日、インドネシアから帰国しました。サザンスタークルーズさんのクルーズに参加しました。今回は2回目のクルージングでしたので、事前の準備も万全に整う事ができました。海の状態も良く、コモドの特徴でもあるバラエティに富んだ海の撮影をする事ができました。またクルーズ中、私の撮影した写真を参加した皆さんにお見せすることができました。一緒に参加した皆様、スタッフの皆様、ありがとうございます。

写真は西コモドエリアにあるバツボロンの南側のサンゴ礁。カスミアジなどの大型回遊魚がたかさご等の魚を追っています。サンゴの上には赤いハナゴイやハナダイ達が舞います。一枚の写真の中で魚達の食物連鎖があります、また、美しいサンゴ礁と太陽の光を入れることができました。渾身の一枚です。カメラはNIKONのD700、レンズはフィッシュアイを使用、ストロボ2灯。

撮影した写真を見ていると、エリアによって海の色がはっきり変わっているのが分かります。コモドは海も生き物も本当に多様です。コモド諸島は熱帯気候でありながら、砂漠のサバンナ気候です。西部太平洋から流れ込む北のフローレス海とオーストラリアからの深層水が流れ込む南のインド洋に挟まれたコモドは南と北で全く異なります。そのため世界的に類を見ない海が出現しています。