トシコロのありのままの暮らし


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冬の星空・子供向け科学の文

2014-12-19 10:42:32 | 日記
みなさん、今は冬ですね。夜に外に出るとカゼをひくからいけませんが、ガラス戸ごしに夜空を見たり、テレビに映る夜空を見ては想いを空に向けましょう。
 
東京でも冬の北風の強い夜は星がきれいです。多くの星がキラキラ光っている。音に例えると、たくさんの鉄琴(てっきん)の音になりましょうか。目の見えない人たちはそのように思えばいいかもしれませんね。又、星の中には時々地球の近くに来る彗星(すいせい)もあります。急に現れるから、昔は変に思われていましたが、今は太陽系の果てから来ることもわかっています。そこは「オールトの雲」と呼ばれている所です。そこにたくさんの氷や石などがあり、そこから彗星は作られるわけですね。さらに、その多くの彗星の中には、動物や細菌の体の元である物も含まれていることがわかってきました。1990年ごろからでしょうか、一部の科学者が「生命の基本のかんたんな細菌はオールトの雲から作られ、地球におりて、増えた」と考えるようになりました。その話をぼくも90年代に新聞で知りました。大昔の地球のようすを実けん室で再現しても、生命は作れないわけで、科学者たちは生命のみなもとを知ることにむずかしさを感じていました。われわれの命は宇宙から来たと考えると、気持ちも大きくなりますね。
 
オールトの雲がわれわれの命のふるさとかもしれない。ならば、地球で生活を終えた人や動物はどこに行くのでしょうね。重い病気で早くに亡くなった二人の友だちが夢に時々出てきますし。天国から会いにやってくるみたいです。そのこともあり、死後の心の行方を昔からぼくも考えてきました。中には何かのケガから生き返った人も大昔から多くいますが、そのような人たちは「雲の上にいた」とか、語っています。話がほぼ同じであり、夢ともちがうようです。「自分の体を上から見た」とも言っています。体から自分の本体がぬけ出したような話ですね。ぼくはその話とオールトの雲のことを結び付けて、だれでも体はなくなるものの、心はなくならず、体や地球からはなれて、宇宙に行き、命のふるさとかもしれない、オールトの雲に戻るのではないかと。また、そこが昔から言われてきた、天国ではないかと。「雲の上」の話とも合うわけです。まだそのように決まったわけではありませんが、そんな気がします。そうだとしたら、あの大震災で津波に飲み込まれた人たちも、今はオールトの雲から地球やわれわれのことを見守り続けているわけですね。そう思うと、ぼくはジーンとした気持ちになってきます。深い祈りが心の中からこみ上げてくるわけです。
 
これからクリスマス・大みそ日・お正月と続きますが、いっしょに大きな気持ちを持って空を見上げて、祈り、天国から見守って下さっている人たちに感謝(かんしゃ)をしましょう。今年一年間もありがとうごさいました。

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