トシコロのありのままの暮らし


  世田谷カフェとの交信の必要性で、登録しました。それ以外の皆さんもよろしくお願いします。

仲間関係のおかしさ

2023-06-26 09:29:31 | 日記
新約聖書を見ると、イエスは隣人愛=自分とは立場の違う者を個人的に愛せと説いたが、孫弟子のパウロは教会内の兄弟愛を強調するなど、内向きで小さくなった。パウロというより、当時の教会の人たちの意識が愛を変質させたと。
 でも、人間は考えることも一人一人違い、仲間になってもまとまらない。強い拘束力が必要。当時のヨーロッパの人たちは教育水準が低かったこともあり、教会が地上の神と名乗り、後の十字軍戦争などにつながるような権力機関に時間かけて、なっていった。
 20世紀になり、現代風に以上から神を抜き、兄弟愛を仲間意識や仲間関係に変え、ムッソリーニなどのファシスト党は福祉や教育を志したが、挫折。財源確保からエチオピアを植民地にしようとしたし。ヒットラーとは違いムッソリーニは戦争屋ではなかった。戦後日本でも、教育や福祉関係で仲間関係をもとにした社会改革も行われたが、まず完璧に失敗。
 信仰がなくても、隣人愛=立場の違う人への愛とか、シャカの説いた菩薩愛=無限に広い愛が平和、福祉、教育には必要だし、仲間意識は捨て去るべきだとも思う。
追記として、佐藤優氏は、日本の閉塞する政治や福祉の参考にムッソリーニの思想を著書で述べている。気持ちはわかるが、最後はエチオピア侵攻になり、歴史に裁かれたものを持ってきても,いかがなものかと。今の日本に当てはめても、経済裏付けから中東に侵攻する気もする。今のプーチンのウクライナ侵攻も経済求めの面が色濃いし。
   歴史にヒント求めるならば、戦争しなかった日本の江戸時代の方がそれが多いだろう。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿