ヨーロッパ諸教会の歪み、人権軽視はそのまま、1945年までの福祉や障碍者問題に絡む。つい30年前まで日本の障碍者施設も、個室なしのひどい所だったが、それは1960年以降、福祉役人たちがヨーロッパやアメリカの施設を多く見学し、そのままコピーみたいに日本に量産したわけだから。戦後でさえ。戦前は想像を絶するひどい施設だったようだ。大小便を漏らした知的・精神・身体障碍者が介護役の修道女に鞭でぶたれたことはよく聞く。一度に多くの障碍者を介護するのでは、修道女もヒステリー起き、こうなるよね。外出も禁止。本当に一くくりに扱われた。
それをバネに、戦後のヨーロッパは戦争が起きなくなったこともあり、障碍者運動が起き、施設改善から始まり、今のバリアフリーにもつながっている。戦前よりはましとは言え、かつての日本の福祉役人は施設の古い面ばかり見て、障碍者運動は見なかったようだ。
80年代、十字軍戦争などの歴史を見て、一神学生に「ヨーロッパにはキリスト教の精神は伝わっていない気がする」と話したら、「宗教戦争もあるし、私もそう思う」と返事くれたことを思い出す。「組織化すれば、聖書もコーランも、仏典も、マルクスも腐る」が答えだったようだ。
それをバネに、戦後のヨーロッパは戦争が起きなくなったこともあり、障碍者運動が起き、施設改善から始まり、今のバリアフリーにもつながっている。戦前よりはましとは言え、かつての日本の福祉役人は施設の古い面ばかり見て、障碍者運動は見なかったようだ。
80年代、十字軍戦争などの歴史を見て、一神学生に「ヨーロッパにはキリスト教の精神は伝わっていない気がする」と話したら、「宗教戦争もあるし、私もそう思う」と返事くれたことを思い出す。「組織化すれば、聖書もコーランも、仏典も、マルクスも腐る」が答えだったようだ。
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