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日本TVが報道した民進党の新選挙公約の一つについて

2016-12-02 12:53:58 | 日記
  今朝(2日)の日本テレビのデータ放送のニュースに、「民進党が選挙公約。幼稚園から大学まで無償化」とあった。まず、そのニュースは他の局や新聞ではまだ報道されていないので、誤報や党内試案の可能性がある。一つの局しか報道されていない事は信用できない。


  でも、本当ならば、2つの面で問題である。一つは言うまでもなく、財源。かつて、民主党は選挙民に大判振る舞いの公約をして、政権党になってからは実現が余りできず、困った事があったが、その報道が本当だとしたら、その反省はどうなったのだろうか。このような大判振る舞いの公約はどうかと思う。日本も高度経済成長ではないし、財源に限りがあるのだから。強いて言えば、低所得家庭の生徒や学生への奨学金増加で良いのではないか。一定所得がある家庭の生徒・学生へも無償化はいかがなものかと。

  もう一つは、今の日本も学問が多様化している点です。例えば、40年前はほとんどの若者は中学卒業後は高校・総合大学を目指しましたが、今は中学を出て、自分の得意な技術を磨くための何かの専門学校に入る例も増えてきている。また、社会人や定年退職してから、通信制の大学や放送大学でみっちり学ぶ人も増えています。今の日本も「生涯学習」の時代になっています。もしも、民進党の人達が40年前の感覚で、学問の事をイメージしているのならば、世間の実情と合わなくなっているわけであり、その面でも問題かもしれません。

  民進党の人たち全部が報道されたような意見は持っていないと思いますが、考えてほしいです。

  人間のする事は常にエラーがあります。政党も人が行なうものだから、間違いもする。もし、明らかにおかしな、又は、現実離れした公約を述べたのならば、どんな政党に対しても、選挙民はおかしさを指摘していかないといけないし、黙っていたらいけないのではないでしょうか。また、今はITがありますから、指摘も簡単にできる時代ですね。昔あった日本社会党は良い面はあったものの、政権はずっと取れなかった。理由の一つも、当時はITもなく、選挙民も党に訴える例が非常に少なかった点も挙げられます。とにかく、日本の政治も、各党が切磋琢磨して良いものにしていきたいものです。選挙民もおかしな点は指摘して。

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