トシコロのありのままの暮らし


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島田療育園訪問関係

2021-09-07 16:45:25 | 日記
「島田の事を伝えろ」。職員や身障園生の頼みは本当は簡単で楽なもの。ムリは言っていないわけだ。それに従い、小説書けた=僕独特の仕事も持てた。教えられた「関わり合い」からは恋愛もできそう。良いことづくめである。
 40年前に行った僕、ボランティアたち、身障運動家たちと、いずれもしんどく感じ、中には月に数万字の記事を書き、肺炎になり、28歳の若さで他界された身障運動家もいた。
  どうやら訪問者全員に「職員も、身障園生も結婚できなくてかわいそう」と言う気持ちがあり、それで考え込み、しんどく感じたようだ。それしかないね。職員だが、結婚すると仕事は続けられないからね。男女共。寝たきりの身障園生の結婚はだれも考えられなかったし。戦後昭和だった当時、恋愛=結婚=マイホーム作り=幸福という観念が日本に定着していたからね。それだと。その観念が消えた今の僕が当時の島田に行けば、身障園生・職員と、まず彼らでも恋愛できる方法を考え、更に「結婚とは何だろう。僕も判らないが、マイホーム作りではないだろう。一緒に考え、お互いに好きなだけ恋愛しよう」と言うね。当時のマイホーム意識が問題だったかもしれない。
  2017年早春。カトリックの友人に「君の島田行きは良かった面があっただろう」とメールか葉書で言われ、長年の心のもやもやが晴れ、島田を小説に書くことを決め、5月に書き始めた経緯があります。その友人にも深く感謝しているわけです。