トシコロのありのままの暮らし


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小中学生のみなさんへ・2015年秋

2015-11-06 10:48:15 | 日記
秋です。東京でも緑(みどり)の葉(は)にまじって、黄色くなった木の葉も出てきました。そちらはかなり秋のけしきでしょう。
 この間は東京の世田谷区にある「馬事公苑(ばじこうえん)」という所に行きました。昔からあり、馬がたくさんかわれています。でも、ぼくが行った時は小さめの白馬が一頭だけ見えただけで、ほかは宿舎(しゅくしゃ)で休んでいたようです。それでも、東京に住んでいる者にとっては、白馬を見ることはめずらしいですから、ぼくはまんぞくしました。
 馬事公苑には食べ物と着物(きもの)などの博物館(はくぶつかん)もあり、みてきました。昔の人が一生けんめい着物を作るようすも展示されていました。大変くろうして、着物を作ったわけですね。冬は主に炭の火で体を温めていた。今のエアコンやガス・ヒーターとはちがい、部屋のいちぶしかあたたまらなかったため、皆で体を寄せ合い、お話ししながら、冬の夜をしのいでいたわけです。体はさむくても、心は暖かったわけですね。ぼくが子供の時に住んでいた家にもこたつはあり、冬は炭火を入れていました。
  囲炉裏(いろり)もありました。たき火の上にはなべもあり、そこで雑炊(ぞうすい)などを作っていたのでしょう。童謡の「冬の夜」のとおりのくらしが昔は行われていたわけですね。
  日本中の食べ物や、ニワトリ、そのタマゴも展示されていました。ニワトリにはたくさん種類(しゅるい)がありますね。とり肉は日本でも昔から食べられていたわけです。焼き鳥の説明もありました。ぼくも焼き鳥は好きです。甘くておいしいですね。タマゴですが、南の国の人たちが食べるワニのタマゴとか、アメリカのまんがによく出てくる大きなダチョウのタマゴもありました。一つで、10人分の卵焼きが作れそうです。どんな味でしょうね。タマゴと言えば、ラジオでこんな童話を聞いた事があります。卵焼きの好きな王さまが「ゾウのタマゴは大きいにちがいない。その卵焼きを作れ」とけらいにめいれいし、けらいたちはこまるという。それを思い出し、ぼくはわらってしまったわけです。ゾウのタマゴはないですからね。
  植物かんもありました。虫を食べるウツボカズラもあった。ただし、ほとんど枯れていた。石油を作る木もあったし、おとなしそうな大トカゲもいた。ねていたみたいです。サボテンもあった。面白かったです。
  これから冬に向かいます。今はだんぼうがあるとは言え、外はさむいです。かぜには気を付けて、昔の人たちには負けないように、心をあたためあい、助け合いながらくらしていきましょう。
 (以上の後半の「ゾウのタマゴは大きいに違いない。その卵焼きを作れ」のセリフの箇所の記憶があいまいだったため、NPOに二回訂正の葉書を送りました。ブログなどの公開が遅れた理由もそれです。記憶には限界がありますね)