三日月池に立ち寄った。羽化確認のためでなくカサスゲの繁茂状況を見たかっただけなのだが、確認できたのは「カサスゲの処理は先送り」と言う事。繁茂し過ぎているのだがカサスゲの密集している部分にはヤゴが多いのは体験的に承知している。羽化が始まる前に整理しようと思ったのに遅すぎた。
カサスゲのあちこちに羽化していったクロスジギンヤンマのヤゴの抜け殻が幾つもある。盛期にも見ないほどの密集度だ。と言う現実が目の前にあったのに飛翔体は一匹も見かけていないのが不思議。抜け殻ばかりだったのが残念だと思いつつ写しやすい抜け殻を探していたら運よく羽化途中の一体がいた。
気負ったせいかピンボケ、残念!。
羽化途中 抜け殻密集 抜け殻
カサスゲのあちこちに羽化していったクロスジギンヤンマのヤゴの抜け殻が幾つもある。盛期にも見ないほどの密集度だ。と言う現実が目の前にあったのに飛翔体は一匹も見かけていないのが不思議。抜け殻ばかりだったのが残念だと思いつつ写しやすい抜け殻を探していたら運よく羽化途中の一体がいた。
気負ったせいかピンボケ、残念!。
羽化途中 抜け殻密集 抜け殻
昨秋あたりからひょうたん池の水位が下がり気味で降雨の直後だけ満水になり数日で水溜りを残す状態になってしまう。数年前にベントナイトを投入し漏水は止まって湛水は快調だったのだが、また漏水が始まったに違いない。これは地質・地盤にかかわる事なので堤の強化では解決しない。
よって今回もベントナイトを投入し漏水を防止する策を打ったのだが、これにより恐らく越冬していたヤゴも他の水生生物も全滅しているだろう。これからモリアオガエル、シュレーゲルアオガエルの産卵、トンボの産卵場所としての一翼を担う場所だから干上がりが常態化させる訳にもいかぬ。
まあ、生息している生物にとっては表題の様に「干上がるも地獄、散布も地獄」は間違いない状況であるけれど持続的生息を意図するのであれば「損して得取れ」と思うしかない。
ベントナイトは標準使用量15㎏を投入し撹拌したが、この物質の取り扱いは面倒だ。防護メガネ、防塵マスク、ゴム手袋と肌の露出を極力抑えて投入し撹拌せねばならない。ベントナイトの結晶は針状だから吸い込んでも体表面に付着しても健康上よろしくないのである。
こんな物質が大量に投入され撹拌されれば水生生物の呼吸機能は停止してしまう事は必至で、干上がっても生存できないしベントナイト投入の水中でも生存は難しい。保全活動の一環だとしても絶滅させてしまう状況は零ではない。
水位低下 ➡ ベントナイト散布 ➡ 攪拌終了
よって今回もベントナイトを投入し漏水を防止する策を打ったのだが、これにより恐らく越冬していたヤゴも他の水生生物も全滅しているだろう。これからモリアオガエル、シュレーゲルアオガエルの産卵、トンボの産卵場所としての一翼を担う場所だから干上がりが常態化させる訳にもいかぬ。
まあ、生息している生物にとっては表題の様に「干上がるも地獄、散布も地獄」は間違いない状況であるけれど持続的生息を意図するのであれば「損して得取れ」と思うしかない。
ベントナイトは標準使用量15㎏を投入し撹拌したが、この物質の取り扱いは面倒だ。防護メガネ、防塵マスク、ゴム手袋と肌の露出を極力抑えて投入し撹拌せねばならない。ベントナイトの結晶は針状だから吸い込んでも体表面に付着しても健康上よろしくないのである。
こんな物質が大量に投入され撹拌されれば水生生物の呼吸機能は停止してしまう事は必至で、干上がっても生存できないしベントナイト投入の水中でも生存は難しい。保全活動の一環だとしても絶滅させてしまう状況は零ではない。
水位低下 ➡ ベントナイト散布 ➡ 攪拌終了
食草園に客土が済んだが運び入れた土の上は裸のままである。ひと夏を越せば草本で覆われるだろうが、それでは食草園として欲しい草本は入ってこない。
林道の堆積物の上にホトトギスが生えているから、これを移植する事にした。日蔭の湿った場所から日当りのよい場所への移植なので根茎を痛めないようにしたかったのだけれど、これだとホトトギスの生命と小生の汗水が無駄になる恐れがある。
毎度の事なのだが、周囲の土壌と異なる土壌を持った苗木やポット苗を定植するとおおむね猪の掘り返しにあい無残な結果になるのが通例なのだ。そこで今回は根を洗ってから水際の水分含有量の多い場所に定植してみた。これなら周囲と異なる土壌はないから猪の注意を引かずに済むだろう。
庭のホトトギスにルリタテハは産卵するのだが食草園の草木にはなかなか産卵してくれない。周囲にはより良い環境の場所があるのが最大の理由だろうけど小生としては「下げ下げ」気分になる現実だ。
一方、キハダは成長出来ないほど葉を食い尽くされ続けるし、安定的かつ持続的な観察は今のところ夢物語…。
林道の苗 ➡ 根を洗い移植
林道の堆積物の上にホトトギスが生えているから、これを移植する事にした。日蔭の湿った場所から日当りのよい場所への移植なので根茎を痛めないようにしたかったのだけれど、これだとホトトギスの生命と小生の汗水が無駄になる恐れがある。
毎度の事なのだが、周囲の土壌と異なる土壌を持った苗木やポット苗を定植するとおおむね猪の掘り返しにあい無残な結果になるのが通例なのだ。そこで今回は根を洗ってから水際の水分含有量の多い場所に定植してみた。これなら周囲と異なる土壌はないから猪の注意を引かずに済むだろう。
庭のホトトギスにルリタテハは産卵するのだが食草園の草木にはなかなか産卵してくれない。周囲にはより良い環境の場所があるのが最大の理由だろうけど小生としては「下げ下げ」気分になる現実だ。
一方、キハダは成長出来ないほど葉を食い尽くされ続けるし、安定的かつ持続的な観察は今のところ夢物語…。
林道の苗 ➡ 根を洗い移植
ここかしこ地より声する谷田の春
目借時耳も借りたし増やしたし
溜池の水面も萌やす若葉かな
カワセミの波紋夫婦で池に春
山は笑み日々絵手紙を我に寄す
目借時耳も借りたし増やしたし
溜池の水面も萌やす若葉かな
カワセミの波紋夫婦で池に春
山は笑み日々絵手紙を我に寄す
雨は上がったがフイールドはずぶ濡れ状態で、スリップで大怪我の再来も嫌だから家周りの草取りをする。気温も上がっての作業は汗ばむし喉も渇く。そんな時に飲めばきっと美味しいだろうと準備していた飲み物を作り飲んでみた。もう「大当たり」だった。
抹茶を少しばかりの湯で溶かし冷えたサイダーを加えるだけの手軽さなのに、何杯もいけてしまう口当たり喉越しだった。唯一のデメリットは飲みやすいだけに多量の抹茶を摂取してしまい夜は眠れないのではないかと言う恐れ、もう一つは炭酸水でなくサイダーを使用した事で糖分摂取過多になりかねない、こんな二点だ。
抹茶特有の苦みは消え濃厚さはあっても飲みやすい。小生の妄想キッチン、たまにはツボにはまる。
抹茶を少しばかりの湯で溶かし冷えたサイダーを加えるだけの手軽さなのに、何杯もいけてしまう口当たり喉越しだった。唯一のデメリットは飲みやすいだけに多量の抹茶を摂取してしまい夜は眠れないのではないかと言う恐れ、もう一つは炭酸水でなくサイダーを使用した事で糖分摂取過多になりかねない、こんな二点だ。
抹茶特有の苦みは消え濃厚さはあっても飲みやすい。小生の妄想キッチン、たまにはツボにはまる。
スジグロシロチョウ3頭が入り乱れていた。「メスの奪い合いか…」と何気に視線を送ったのだが、その中にツマキチョウが居たのである。もつれあいは直ぐに終わり三々五々散って行ったのだが小生はツマキチョウから視線を外せない。1枚撮影したくてケータイを構えていたものの止まる事無く舞い上がってしまった。
少ない機会なのに写真の一枚も無いのは寂しい限り…。次は何時になるか分からない。
少ない機会なのに写真の一枚も無いのは寂しい限り…。次は何時になるか分からない。
小生、家畜と同居した子ども時代があったから花粉症は無い。とは言え鼻糞の出る時もある。そんな時は優しくホジホジし取り除くのであるが、時には傷つけてしまう事もあった。それが今回、悩まされる結果になってしまった。
容易に取れたはずだったのに翌日あたりからヒリつき感が消えない。鼻腔が乾燥すると更に酷くなる。薬を塗布したいのだが鼻腔から咽頭へ送られる絨毛運動の存在は知っているから「飲み込んではまずい」薬は塗布できない。
受診する程の事も無いからと思いつつ、昔からある外用薬を綿棒で塗布してみたが効果なし。また思案して「ピピピッ!」とひらめいたのが口内炎の軟膏だ。「これで決まり」とオリンピック参加決定と同じくらい希望が膨らんだが結果は。
白旗を掲げ薬局で尋ねた。結果は「体内に入れるお薬は法律で販売できません」と丁重でつれないお返事。なんだよぉ、口内炎の薬、咽頭の薬、目薬、飲み薬と体内に入る薬を有り余るほど売っていて、鼻糞をほじくる部位に塗る薬が駄目だなんて、こんな不条理はあるかー。
なんて言ってみても「保育園落ちた!」ケース程の国民的支持は無く、ハイ、耳鼻咽喉科に行きます。「鼻糞落とした」では駄目だったんです。秘書のせいにも出来ないし…。
容易に取れたはずだったのに翌日あたりからヒリつき感が消えない。鼻腔が乾燥すると更に酷くなる。薬を塗布したいのだが鼻腔から咽頭へ送られる絨毛運動の存在は知っているから「飲み込んではまずい」薬は塗布できない。
受診する程の事も無いからと思いつつ、昔からある外用薬を綿棒で塗布してみたが効果なし。また思案して「ピピピッ!」とひらめいたのが口内炎の軟膏だ。「これで決まり」とオリンピック参加決定と同じくらい希望が膨らんだが結果は。
白旗を掲げ薬局で尋ねた。結果は「体内に入れるお薬は法律で販売できません」と丁重でつれないお返事。なんだよぉ、口内炎の薬、咽頭の薬、目薬、飲み薬と体内に入る薬を有り余るほど売っていて、鼻糞をほじくる部位に塗る薬が駄目だなんて、こんな不条理はあるかー。
なんて言ってみても「保育園落ちた!」ケース程の国民的支持は無く、ハイ、耳鼻咽喉科に行きます。「鼻糞落とした」では駄目だったんです。秘書のせいにも出来ないし…。
食草園で移植作業をしていた至近にオオスズメバチが来た。今季初見になった。ヤナギの樹液を求めて止まるかと思ったが通り過ぎただけだった。久しぶりに見る女王蜂はでかい!。