トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

痕跡を消す…

2016-04-15 | 蝶の食草園
 食草園に客土が済んだが運び入れた土の上は裸のままである。ひと夏を越せば草本で覆われるだろうが、それでは食草園として欲しい草本は入ってこない。
 林道の堆積物の上にホトトギスが生えているから、これを移植する事にした。日蔭の湿った場所から日当りのよい場所への移植なので根茎を痛めないようにしたかったのだけれど、これだとホトトギスの生命と小生の汗水が無駄になる恐れがある。
 毎度の事なのだが、周囲の土壌と異なる土壌を持った苗木やポット苗を定植するとおおむね猪の掘り返しにあい無残な結果になるのが通例なのだ。そこで今回は根を洗ってから水際の水分含有量の多い場所に定植してみた。これなら周囲と異なる土壌はないから猪の注意を引かずに済むだろう。
 庭のホトトギスにルリタテハは産卵するのだが食草園の草木にはなかなか産卵してくれない。周囲にはより良い環境の場所があるのが最大の理由だろうけど小生としては「下げ下げ」気分になる現実だ。
 一方、キハダは成長出来ないほど葉を食い尽くされ続けるし、安定的かつ持続的な観察は今のところ夢物語…。
           林道の苗  ➡  根を洗い移植

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