トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

孤爺さんが夜鍋をして甚平縫ってみた…2

2024-05-29 | 何よりの楽しみ

 紬の甚平に引き続いてちぢみの甚平を作る。どちらも丸々一反物は手を付けずに行ったのが結果的に良かったのだ。高価な未使用の反物を初めて作るサイズの甚平に切り刻んでから型どり失敗では和服生地のサイズ上、次が無いのである。サイズ150男子用も製図の目当てが無かった。図面の寸法表示に各身長用を並べて記載されていた物もあったけれど信じて寸法を写した結果、小生でもぶかぶかのパンツになってしまった。上着はそこそこ妥当な大きさに見えるが試着させられないのでそれまでは丁と出るか半と出るのか、もう!お楽しみの世界・・・。

 上着の寸法は女子用ではそれらしく出来たので男子用もその表寸法を拝借したけれどパンツが信用できなかった。そこで140女子用の紙型に肉付けして用意した。元より体型寸法から割り出した紙型では無く小さいサイズから10cmごとの大きさで膨らませてある製図に倣っての「これくらい⁉」製図なので着せて見なけりゃ分からない仕上がりでもある。それでも2回目ともなると手際も良くなって二昼夜の孤軍奮闘はせずに済んだのだった。替えパンツ用のチェック柄をどうするか迷ったあげく、ゴム通し部は接ぎ縫いし後ろ身頃の半分は布地の糸目を無視すれば型が取れたので作ったのだが3時間ほどで仕上がり一丁だった。さすがにパンツ4本目ともなると手際に出て来る・しかしあーあ、もう当分はソーイングしたくないが梅雨の長雨になれば自宅軟禁必至だし、さーてどうするか・・・。老いたベルテルはここで悩むのであった「それが問題だ・・・」   

   


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