トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

トランプの真贋

2016-01-03 | 感じるままの回り道
 年末年始の暇つぶし。録画した映画を見て気が付いた。「この人物は本物かそっくりさんか?」。映画の封切は2002年だからひと昔も前の制作だけれど、登場人物が今話題の人物だったのである。
 これほど騒がれていなければ気にもしない登場人物だったろうに、再々鑑賞になるだろう今回初めて気がついたのだった。その映画は「トウー・ウイークス・ノーティス」というロマンチックコメディでサンドラ・ブロックとヒュー・グラントの共演だ。
 「あれ!」と思った人物は映画開始から1:10:01頃から18秒ほど画面に登場したが、出演者の確認をしなかったので本人かそっくりさんかは不明のままだ。撮影当時に大統領選候補の話題があったかどうか知る由もないけれど「笑いを取る仕掛け」であった事くらいは想像できる。
 映画出演者の真贋を確かめる気は毛頭ないけれど、他国の事とはいえ、本物のあのような言動を見聞きするたびに「候補として高い支持率を得る」そのことが恐ろしい。先進国と言われてもショーマンやシャーマンに牛耳られてゆくようでは、リーダーを選ぶ資質に「欠陥」があるのは明白で市民のエネルギーには「愛死す」に通じ衆愚政治へ直結するものを感じる。
 ゲームとしての「ババ抜き」は面白いけれど、せめて「まつりごと」の中にだけはトランプのような薄っぺらい人材が入らない「馬鹿抜き」の危機回避ルールが欲しいなあ。まあ、初夢で終わる…。

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