トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

遅まき過ぎますが・・・

2024-04-21 | 今日は真面目に

 「やって嬉しいひな祭り!」どころではない半年も先延ばしした林道上の落ち葉掻きをようやく桜の花が散る頃になって手を付けたのだった。思い返すまでも無く師走の頃は上の池の保全工事で結果として酷い腰痛で年末から1月は全滅したのだった。その上に水源地の破壊が進み已む無く腰を上げざるを得ず、これも足掛けで腰を掛ける暇もなく4月初めまで作業を要した過去最大規模の保全工事となったのである。まあ、自転車操業・水商売の事とて、ぼやいても嘆いても地団駄踏んでも粛々営々と微力を投じなければフイールドの環境放棄になってしまうのは必定だから仕方なし、で「自分を誉めてあげたい」と寝しな・起き掛けにつぶやくしかないのだった。ネットのつぶやきは何のプラスにもならん。

 さて、落ち葉が溜まり舗装脇まで堆積すると絞り水や雨水は路面上まで溢れ、出水の度に勝手気ままに落ち葉と砂泥を混じり合わせていく。そんなこんなで半年も経過すると「落ち葉半分・泥半分」の物質がたっぷりと水を含んで路面に溢れていたのだ。これはこれでスリップし易く早急に片付けたかったのだが優先度としては何時も後回しになる作業と言う事もあり桜が散る頃になってしまった。「身軽孤爺は泣いたとさ 辛い作業を泣いたとさ 桜の花びらが風に散ったよな~」てなもんや三度笠であるが津軽の娘御に思いをはせたのは妄想でもなんでもなかった追憶だったわい。

 まあ、それはともかくガーデンレーキで搔き集めたのは良いけれどそのまま搬出する訳にもいかず一昼夜ほど水抜きをしてから回収集積をする。とは言え、この日は20度越えのいわゆる「良い陽気」なのだったが身体髪膚は暑さに慣れておらず作業には不快だった。結局は身が入らず一車運んではプラプラ、また一車運んではカワトンボ見にご対面、とはかどらず、それでも数日を要すれば終わるだろうと熱意は見られない作業になった。集積した落ち葉と泥土の塊はカブトムシの繁殖場所になってくれるはずなのだが豚コレラを生き延びた一族の跋扈蹂躙が激しく、丸々とした幼虫に育つ頃には掘り返され全滅だろうなあ。まあ、ナニはなくとも我が谷の縁で人生、無駄と分かっていても行うべき事はあるのだった。たとえば高嶺の花マドンナにアタックし万死に値しようともだ・・・。そんな感じ。


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