泥浚いも佳境である、と言いたいところなれど佳境なんてありえず現実はエンドレスなのであって粘土レスではない泥土なので粒度は細かく積み上げ水分が抜ければ締まる性質があるのだが上げた状態では緩々ズブズブで扱いにくい。その上、長きにわたり泥上げしてきた結果で周囲が高くなって更にジョレンをずり上げるのが出来難く体力消耗に繋がる。この日の作業は長柄のジョレンでは操作し難い高さでもあって、普通のジョレンを持って立ち込んでの作業だ。
しかしながら泥を上げておく場所が少ないので狭い幅の一部を片付けてそこに泥を上げた。しかし幅は狭いし盛り上げるにしてもてんこ盛りウンコ盛りは出来ず、自然傾斜角に倣い流れ落ちない角度で盛り上げて途中終了だった。この部分の水分が抜けスコップ作業が出来る状態になってから一輪車で搬出しそこに次の泥土を上げる手順の繰り返しとなるのである。他の泥上げして高くなった部分も掘削搬出して適正高さにしたいけれど作業時間が短くなるばかりの低年金高年齢弱者には手が回らんし肩が痛くて頸も回らん。泥浚いしている場合では無く鍼に行かねば・・・。