トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のトンボ「コシアキトンボ産卵した」

2024-07-26 | 小父のお隣さん

 この日の最高気温は35℃、の予報。それでも薄曇りだからとフイールドに出かけたのだった。作業はオオカナダモの抜去・駆逐である。池を一周しながら着手コースをイメージしていたのだがコシアキトンボの連結体が飛行しているのに気が付いた。フイールドでコシアキトンボの連結体を見るのは初めてでその上、オスメスとも複数匹飛翔しておりカップルも二組確認できたのだが時間は短かった。産卵行動もお初だったのだが水面に数センチ頭をのぞかせている腐食した竹杭の近くでチョンチョンしていた行為はそうだろう。

 今までコシアキトンボの確認は一回限りが多く、今期は連日ではないにしろ何回かの視認が有ったので産卵に対する期待はあったのだ。それがたまたまオオカナダモの抜去作業の日に巡り合ったのであるから通わなければ出合いも無いのであるのは一目瞭然だ。産卵個体は少なくとも2匹はいたので来季の発生は確率が急上昇である。

 一方でオオカナダモの根絶には池を干上がらせねば難しい事も泥身に染めて理解している現在、これで上の池の干上げは選択できにくくなった。と言うのも他の水域では飛翔していないから確実に産卵したのは上の池だけなのだ。欲を言えばチョウトンボも生息して欲しいのだが確認できたのは数回で繁殖体ではないのが残念だ。チョウトンボの誘致にヒシを導入した事もあったけれど繁殖力が強く小さな水域では植生の単一化につながりかねなく駆除して今は無い。


**深川どぶ板長屋縁台納涼会

2024-07-26 | 合混で闘作すれば

       熱帯夜ホトトギスさえ音をあげず  竹笛売り

       焙られて通り人無き酷暑かな    汚わい屋

       また一夜長屋ギシミシ寝付けない  かど番

       また一夜新婚所帯で寝付けない   チョンガーさぶ

       静けさや服に滲み出る猛暑ぶり   馬笑

       ああ猛暑ああ猛暑かなああ猛暑   馬笑

       夕涼みドブと厠の発酵香      越後杜氏

       ドブの香や縁台将棋の香すっぽ   壮太 

       熱帯夜ドブの香藪蚊三つ巴     熊さん

       晩節を汚したく無し腹痛し     梅電留五郎

       ドブ臭とドブ衆群れるお雛段    徒乱夫     

       ぼて振りも棒に振るだけ猛暑なり  八さん

       夏風邪か手足口病コロナかも    初親

       涼むにも風は通らぬ長屋なり    手相見

       弾丸ライナーようやく動く死に体したのなんでかの ハアコリャコリャ  八丁堀 

       パーテイやっても集まり悪い暑さ恨めし裏飯裏子 ハアコリャコリャ   口入れ屋

       部下を殺して我が身を守る一将巧だけキャッチだけ ハアコリャコリャ  肝入

       右を向いても左を見ても筋の通らぬ事ばかり ハアコリャコリャ     浩二

       臭いさもしい住血給虫群れているよなあの永田 ハアコリャコリャ     黒百合御前

       理不尽すらも矯正八重歯道理意により白も黒 ハアコリャコリャ     家主