トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

エノキの定植

2024-07-24 | 今日は真面目に

 温水田の林道側、泥上げとカサスゲの抜去体の積み上げですっかり土手が出来てしまった。今はカサスゲの席巻凌駕するに任せている部分だけれど先々を見据えエノキの幼樹を植えた。エノキは食樹としても依存する昆虫は数種存在しているし結実すれば冬鳥の食料にもなるし、ホダ木としてヒラタケ栽培にも有用な樹でもある。

 今回、定植した幼樹は林道の泥の堆積物を搬出した中から芽生えたのを昨季にポットで養成した苗である。自宅で育てたけれど親樹はフイールドのどこかにあるはずであるから「里帰り」みたいなもんだろう。林道に添って列植してみたが日当たり良好な位置関係では無いのでどれだけしっかりと成長してくれるかどうかまでは心もとない。今回の位置は水域の南側であるが、日照は南側の尾根に遮られる位置関係でもある事からエノキが育っても水域に大きく日陰を作る可能性は少ない。多少は日陰になるだろうが日陰を好んで産卵する種もいるから差し引きトントンで、そうだよねえ、とんとんとん禿爺さん トントントントンボさん・・・。