トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

トンボ池の補修

2020-12-14 | 水辺環境の保全
 トンボ池への流入路、沈泥路として水広がりの水路にしてあるが。埋設管の出口から崩されて水の流入を阻害されてしまった。その水路の丸太畔も威之志士様の跋扈蹂躙が酷く既にエコトーンとしての機能を失っている。水路の補修を兼ね侵入破壊が絶えないエコトーンも撤去する事にした。

 朝、行ってみると第二トンボ池が減水している。第一トンボ池からは水が落ちていない。これでは干上がり寸前で間一髪のタイミングだった。まずトンボ池沈泥路の丸太を撤去し細いものにした。太いと猪が歩けるし細くても水の流れを規制するだけの用なのでかえって好都合なのである。丸太を交換しエコトーンとしての泥地部分は浚渫する必要があるが泥土の用途はすぐに決まった。第二トンボ池の掘り崩された部分に引き上げた丸太を据え、この泥土で埋土補修するのだ。

 沈泥路は埋まった   ➡    浚渫しエコトーン部廃止

            跋扈蹂躙跡   ➡    護岸丸太を交換し整復

 減水していた原因は沈泥路の破壊だけでは無かった。泥水池2からの分水升が猪が崩した土砂で埋まりパイプも通じていない。近くの黒竹、細いのを刈って管内に押し込み清掃、掌でパイプ端にパンパンと圧力をかけ、ようやく水が通じた。明朝にはトンボ池も満水位になるだろう。

 翌日、水見回りしたら沈泥路の盛った部分は崩され水路を埋めている。忌避剤を撒いておいたのだか最重要部、勘所だけ破壊してあった。これではパイプの先端が埋まって水が滞る。なんてことをしてくれるーっ!と拳骨の一発でも見舞いたいけれど影も形もない。ご自由に好きなだけ闊歩蹂躙しても良い場所は立ち入りさえしない。「丑三つ参り」かお百度踏めば何とかなるか知らん。「藁でも掴む」なら今すぐに出来るが…。

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