トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ミツマタの定植

2023-06-13 | 今日は真面目に
 ポットに挿した日付を確認すると挿し穂したのが昨年の6月1日だった。密閉挿しで発根したのを2号ポットに植えなおしたのが昨秋で早春の発芽生育を観て3号ポットに植えなおして既に底孔から発根が見える。背丈が20cm前後だから「もう10cm育成が無難⁉」と思わぬでも無かったのだが梅雨明けに定植するより入梅時の定植が活着も良く枯れ死する可能性は低くなると読んで7本を二つ池の棚肩とマテバシイの斜面に定植した。

 フイールドで確認できたミツマタはすでに母樹1本だけとなってしまい環境的にも何時また刈り払われてしまいかねない場所でもあるから本数を増やしておきたかったのだ。それに加え早春の花の種類が足りない様に感じていたし、しかしミツマタは花粉や蜜を提供してくれる樹種かどうかは分からないのだが「枯れ木も山の賑わい」「涸れ爺も山の日記わい」というではないか。フタマタやミツマタが増えて何が悪いものか。

 とまあ、定植したのだが時間が少し余ったから一重のヤマブキも掘り取って移植した。これも棚田の肩に定植したから活着すれば春に法面を飾ってくれるだろう。ヤマブキも昆虫が寄るのかどうか知らないのだが「無用の要」でも構わない。効率や効果ばかりを追求するとつまらないフイールドになる。生物多様性の為には植物多様性が基盤だ。

 棚の肩に3本。クワの樹の向こうにヤマブキ      マテバシイの斜面に4本。この環境が本来の適地だ

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