トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

泥水池に来た水鳥

2021-09-29 | 小父のお隣さん
 泥水池にも水鳥は飛来する。カワセミは水鳥ではないけれど採餌場所として日常飛翔は散見される。飛来してほしくないのはアオサギなのだが、これは結構したたかで、その上に大食漢だろうから魚類の衰退につながる心配は尽きない。カワセミならいくら喰っても眉は顰めないのだが、こういうのは「差別」となるのだろうか。

 夜間にはタマシギが来ているらしいのだが小生は落ちている羽毛でしか知らない。それでもこれからは池の濁りが目立つようになるとコガモの群れが朝方までいる事もあってたまには群れと遭遇する。
 9月の後半になって池の濁りが見かけられるようになり、ただ濁りは薄く疎らだから群れで飛来しているとは思えず、種の見当もつかなかった。それがこの日の水見回りで姿を見る事が出来たのだ。

 見回り中、飛び立って隣りの池に降り立ったから撮影できた個体で、翼に隠れた部分の緑色が美しかった。一見して「水鳥のメス」までは難なく判明してもコガモなのかマガモなのか判断がつかない。小柄な体格だからコガモかもしれないと思っていても裏付けに乏しく図鑑参照しても無駄骨だった。羽毛の緑色が出ている図や写真が無かったからである。この個体一羽だけだったのが不思議と言えば不思議で「はぐれ鳥」だったのかもしれないが生態は知らないから妄想の産物である。

   

※ Sさんからのメールで「マガモの♀」とあった。♂は分かるが♀はこんなに小型なのかと言うのが印象。絵図に緑の羽さえ出ていれば小生でも判断で来たと思っている。

OH急だ!応急だ!お灸だ!

2021-09-29 | 小人閑居して憮然
 わが身の不始末で腰痛を再発させてから三日目、少しは動き回れるようになったと言いたいものの、座っていると痛みがぶり返してくるし立ち上がって歩いている方が少しは楽になってきた。床にしても椅子にしても座位は痛みに襲われやすいから仕方なく恫喝された気分で立っていてもしょうも無いのだった。小学五年生のある時、職員室で立たされ先生方の目を盗んで、と言うよりは笑いながら見逃していただいていたのだけれど逃げ出し用具室の天板を外してクラスの天井裏まで行ったことがあったが、もちろん校長室で立たされたのだった。
 まあ、今はそんな行為は出来ない構造だが家にいても所在が無し、で、フイールドにリハビリを兼ねて散歩に出かけた。足元にいつもより注意を払い水見回りすれば、隣接池ではタカネトンボを楽しめた。定着してきたようで今期はことのほか多く遭遇するのだ。

 トンボ池の減水が気になり調べると堰の脇からの漏水があった。カニやイモリなどの生物浸食も有るのだが、応急的に踵でこじ締めて止める。しかし池内の沈泥路がウシノヒタイやカサスゲに覆われているのが気になり長柄の貝掘りでウシノヒタイは根を引っ掛けて引き上げる。これはおぼつかず痛みのある腰に負担は少なかったもののカサスゲはそうはいかなかった。普段なら片手でヒョイと抜ける株でさえヒョイどころか「ヒョェー!」となってしまった。
 ただちに撤退、帰宅してお灸を据えた。子ども時代、お仕置きでお灸を据えられた事はあったものの、本物のお灸は自ら足三里にすえてもいた小生である。今では自分の腰にお灸を据える。「腰痛は危険でしょ!痛い痛い有らぬ迷惑は止めなさい!」と・・・。姥捨て山の孤老はかくのごとく語りきジャンジャン。

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