トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のトンボ「サイズが合致しない…」

2021-09-12 | 小父のお隣さん
 パラパラ降雨での作業も「止むときが無い」と判断し帰り掛けた時にジュズダマの葉裏にトンボを発見した。雨宿りなのは分かったもののしっくりしない種に思えたのだ。体長は60mmを越えるかどうか、付近にいるオオシオカラトンボと比較してもやや大きく感じるサイズだ。この時は見当もつかず帰宅して「図鑑参照」しても容色で似たのはウスバキトンボなのだが、図鑑での全長は「43~47mm」と表示されていて明らかに小さい。

 体色も複眼の色合いもウスバキのそれに似ているけれど全長が10mmは大きいのでは個体差とも思えなかった。がしかし、他に該当する種も図鑑では見いだせなかったからウスバキトンボなのだろうか。因みにウスバキトンボとすれば手を下さないで撮影した初めての写真になる。
 この撮影の後に立ち寄った上の池でタカネトンボと思われる飛翔体をすぐ眼前で視認できた。図鑑での表記サイズ60mmよりは大きく思ったけれど全身真っ黒なトンボの印象だったからタカネトンボで間違いないだろう。

    

*今日の一苦

2021-09-12 | 温故痴新
              こい死ば我塚でなけほととぎす         奥州
             コロナ死はかの責でなしトリアージ

             フェス死なばフェース覆わぬ持ち帰り    気合太

風が通る一瞬がある

2021-09-12 | 今日は真面目に
 連続しての作業ではないものの間伐が続く。間伐と言うより自然実生樹なので除伐と言った方が正しいのかもしれない。この日は雨の中休みで朝から空を見上げつつテレビのレーダー画像を眺めつつ「2~3時間なら大丈夫だろう⁉」と普段より1時間遅れだったが作業に出たのだ。と言うのも雨降りお憑きさんが続く日々は丑三つ時の用足しで起きると点想降臨が多くて寝つきが悪くなるのにほだされて起床してしまわなければならなくなる事が多くなったからであった。古来より「日課の乱れは不良の始まり」と言われるから自己修正も必要だったのである。

 時折は雨粒が当たってもその程度で終わり、除伐を考えていたヤマグワ3本、生育不良のコナラ1本、年中日照を妨げるようになったモチノキ2本など、都合7本ほどを伐採。この日に刻んで集積などは無理な量だからその後は種子店でレンゲソウの種子1㎏を購入しコロナで在宅時間の多くなった孫用に木製の組み立て月面車も購入にいったので昼過ぎとなり、丁度良い暇つぶしとなったのだった。
 伐採したままの広葉樹は針葉樹と異なり処理に手数が必要で、Yさんが手を貸してくれても数日は必要だろう。それはそれとして除伐を行うとある時点で風が通り抜けるような一瞬に出会う事がある。たまたま吹いて来たというより伐倒した瞬間に吹き渡る風なので、恐らく「風の路」が通じたのだと思っている。それに合わせて光も増えた感じで視野も明るくなる。気持ちの良い一瞬である。

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