泥水池3の抜去除草中、法面の草むらに張られたコガネグモの巣にバッタとシオカラトンボが絡まっていた。どちらが最初か不明なもののトンボを覆った糸を見れば顔面がぐるぐる巻きである。このやり方はクロスジギンヤンマが捕獲された時にも観察しているので通常普通の対処法なのだろう。トンボの危険な部分は大顎に他ならないからだ。
飛翔能力に優れた肉食性昆虫であるトンボも場面を変えれば捕食される立場であって、コガネグモでさえそうなのだ。いつだったか種類も忘れてしまったけれど野鳥がホバリングしながらクモを捕捉しようと巣と対面していた場面に遭遇したことがある。喰う者も喰われる者も相互に切ってはいけないリングの中で生きている事をまざまざと見せてくれる。
次に見たのは竹の支柱の先端での捕食だった。「多分オオカマキリでしょう」とS先生はこともなげにおっしゃったのだが、確定するには下翅を観るのが良いのだとか。小生にはそこまでして種の確認は出来かねる。カマキリも数種が観察されるものの「カマキリ」ですまして丁度身の丈に合致しているのであった。
カマキリが捕捉したトンボは竹の支柱に止まっていたところか止まりに来たところでバッサリと大鎌を出されたのに違いない。昔の話になるけれど、トノサマバッタを捕捉したカマキリが頭部から齧り始めて「ガリガリ」と音を立てる様は「さすが肉食系」とネコ科やイヌ科の骨を食む音に通じるものがあった。
喰いつ喰われつが糞断、いいえ、ふんだんに見られるうちはお山も安泰と言うものである。喰う者も喰われる者も姿を消せばThe ENDである。そう、糞が絶たれるとはまさしくEND、終末の場面・位置、そうなのだ。つい昔の飢餓のアフリカに於いて肛門にゴム栓をした子ども等の写真を見た記憶があるが、現在も同じだろうと思わずにはいられない。出るものが無くなれば腸さえ出てくる飢餓状態とは「開放区のアウシュヴィッツ」に同じなのであろう。
飛翔能力に優れた肉食性昆虫であるトンボも場面を変えれば捕食される立場であって、コガネグモでさえそうなのだ。いつだったか種類も忘れてしまったけれど野鳥がホバリングしながらクモを捕捉しようと巣と対面していた場面に遭遇したことがある。喰う者も喰われる者も相互に切ってはいけないリングの中で生きている事をまざまざと見せてくれる。
次に見たのは竹の支柱の先端での捕食だった。「多分オオカマキリでしょう」とS先生はこともなげにおっしゃったのだが、確定するには下翅を観るのが良いのだとか。小生にはそこまでして種の確認は出来かねる。カマキリも数種が観察されるものの「カマキリ」ですまして丁度身の丈に合致しているのであった。
カマキリが捕捉したトンボは竹の支柱に止まっていたところか止まりに来たところでバッサリと大鎌を出されたのに違いない。昔の話になるけれど、トノサマバッタを捕捉したカマキリが頭部から齧り始めて「ガリガリ」と音を立てる様は「さすが肉食系」とネコ科やイヌ科の骨を食む音に通じるものがあった。
喰いつ喰われつが糞断、いいえ、ふんだんに見られるうちはお山も安泰と言うものである。喰う者も喰われる者も姿を消せばThe ENDである。そう、糞が絶たれるとはまさしくEND、終末の場面・位置、そうなのだ。つい昔の飢餓のアフリカに於いて肛門にゴム栓をした子ども等の写真を見た記憶があるが、現在も同じだろうと思わずにはいられない。出るものが無くなれば腸さえ出てくる飢餓状態とは「開放区のアウシュヴィッツ」に同じなのであろう。