トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

風が通る一瞬がある

2021-09-12 | 今日は真面目に
 連続しての作業ではないものの間伐が続く。間伐と言うより自然実生樹なので除伐と言った方が正しいのかもしれない。この日は雨の中休みで朝から空を見上げつつテレビのレーダー画像を眺めつつ「2~3時間なら大丈夫だろう⁉」と普段より1時間遅れだったが作業に出たのだ。と言うのも雨降りお憑きさんが続く日々は丑三つ時の用足しで起きると点想降臨が多くて寝つきが悪くなるのにほだされて起床してしまわなければならなくなる事が多くなったからであった。古来より「日課の乱れは不良の始まり」と言われるから自己修正も必要だったのである。

 時折は雨粒が当たってもその程度で終わり、除伐を考えていたヤマグワ3本、生育不良のコナラ1本、年中日照を妨げるようになったモチノキ2本など、都合7本ほどを伐採。この日に刻んで集積などは無理な量だからその後は種子店でレンゲソウの種子1㎏を購入しコロナで在宅時間の多くなった孫用に木製の組み立て月面車も購入にいったので昼過ぎとなり、丁度良い暇つぶしとなったのだった。
 伐採したままの広葉樹は針葉樹と異なり処理に手数が必要で、Yさんが手を貸してくれても数日は必要だろう。それはそれとして除伐を行うとある時点で風が通り抜けるような一瞬に出会う事がある。たまたま吹いて来たというより伐倒した瞬間に吹き渡る風なので、恐らく「風の路」が通じたのだと思っている。それに合わせて光も増えた感じで視野も明るくなる。気持ちの良い一瞬である。

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