トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

消えたタンポポ野原

2015-03-25 | 小人閑居して憮然
 会友が竹のひこばえの刈り払いを始めた。1枚撮影しようと現場に行ったところ、脇の平地をみて愕然とした。咲き乱れていたニホンタンポポが1本もなく枯れ野原状態なのである。理由は明らかで連休に野営した集団活動の結果である。2日間にわたり30人程度が集中していれば踏圧被害は免れまい。
 活動する側に被害を及ぼしたという様な認識が生じるはずもなく憮然としているのは小生だけだろうが、里山は「人が入らなくて荒れ」て「人が入る様になって荒れ」る。

余計なお世話をする

2015-03-25 | 水辺環境の保全
 管轄下にあるグループは面白くないかもしれないが現場で出会わないから勝手に畦盛りをした。もともとは「復元しても使用権を申し立てない」事で小生が復元した棚田である。泥水地の上棚にあるから水の制御が崩れると被害は下流が大きい。既に昨秋の越流で被害があって棚の法面は補修した。
 「元を断たなくては駄目!」とは承知しているが、水系上部の管轄権が無い。よって目先の畦の補強が精いっぱいの手当てである。本来ならば最上部の溜池もどきと水路、その下のビオトープもどきも一体に構築管理したいのだが今のところは「大丈夫、やります」と返事されている。

ビロードツリアブ

2015-03-25 | 小父のお隣さん
 ルリハテハが出た。撮影をしようと近くで粘っていたが翅を開いたタイミングの写真が撮れない。そのうち、近くを飛んでいる昆虫が気になった。地上に降りたのを見ると口がいやに長いのだ。撮影してみたけれどケータイで直射光下では細部まで再現してくれない。
 ルリタテハも黒く写っただけで少々消化不良な気分・・・。翌日、フジザクラの花を眺めていたらニホンミツバチとビロードツリアブが吸蜜に来ていた。長い口はハチドリを思わせる
 今日、ツマグロヒョウモンとえぐった様な翅のタテハ、判明しないがヒョウモンチョウの仲間、白い蝶を見る。当地では昨日モンシロチョウの初観測があったが、ここは里山だからスジグロかも…。
  ビロードツリアブ       ルリタテハ初見