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トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

拡幅はエンドレス

2014-08-14 | 水辺環境の保全

3  フイールドに御出勤すれば最初は水見回りからだ。毎回眺めていて虫が動き始めた。「チョボ水でも安定している沈泥地を、もう少し拡幅しよう」と。

 そんなことで「もう完結」したつもりの拡幅に手を出してしまった。未解決の理由の一つが「沈泥地と隣の泥水池3の高低差」で、水面差で1mある。オーバーフローした時、堤斜面への浸食を緩和したい。そのためには高低差を減らすのが良い。

 そこで「泥浚い」でなく水底を掘り下げ、土の処分で堤を広げる、と言う算段だ。着手してもこの暑さ、2時間も作業すれば「もう帰ろう」となる。一坪でも泥にはまりながらスコップひと掘り分掘り下げるのは大仕事であって、掘り下げた部分は見えないけれど、堤が厚くなっていくので達成感はある。


庭のジャコウアゲハ

2014-08-14 | 感じるままの回り道

Photo  ジャコウアゲハが産卵に来た。明らかに「産卵場所を探しているな」と思える飛び方だ。矯めつ眇めつウマノスズクサだけでなく、一通り接触していく。

 ウマノスズクサも今季何度目かの地上部絶滅に遭って、ようやく丈を伸ばした頃なのに飛来してしまった。産卵行動は見ていなかったが、気が付いた時はリンゴの葉に止まっていて動かない。シャッターチャンスとばかりケータイを持ち出して撮った。台風の影響で時折風が強くなったがうまく撮影出来た。

 よく見れば尾状突起が欠けている。このチョウに限らず翅の大きいトンボなどにも傷んだ翅をもっている個体を多々見かける。立秋を過ぎたからセミも含めて動かなくなった個体が目に付くようになるだろう。季節の移り変わりは早い。