フイールドに御出勤すれば最初は水見回りからだ。毎回眺めていて虫が動き始めた。「チョボ水でも安定している沈泥地を、もう少し拡幅しよう」と。
そんなことで「もう完結」したつもりの拡幅に手を出してしまった。未解決の理由の一つが「沈泥地と隣の泥水池3の高低差」で、水面差で1mある。オーバーフローした時、堤斜面への浸食を緩和したい。そのためには高低差を減らすのが良い。
そこで「泥浚い」でなく水底を掘り下げ、土の処分で堤を広げる、と言う算段だ。着手してもこの暑さ、2時間も作業すれば「もう帰ろう」となる。一坪でも泥にはまりながらスコップひと掘り分掘り下げるのは大仕事であって、掘り下げた部分は見えないけれど、堤が厚くなっていくので達成感はある。