トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

**西方焦土 「漢詩編」

2014-08-06 | 温故痴新

 骸骨 尽く是れ長城の卒 日慕沙場 飛んで灰と作る      唐・常建

 白骨縦横 乱麻に似たり 幾年か桑梓の竜沙に変ぜし     金・元好問

 野蔓 情有りて戦骨にまとい 残陽 何の意か空城を照らす  金・元好問

 君に憑る語る莫れ封侯の事 一将 功成って万骨枯る     唐・曹松

 君見ずや青海の頭 古来 白骨 人の収むる無し        唐・杜甫

 怨を以て怨に報ゆるとき 即ち民懲るるところあり         礼記

 婦女子沙塵と化す 予言者の心痛 量る卒無き修羅の道   トロル叔父