トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

**初春歌会始

2012-01-01 | 合混で闘作すれば
枯れて立つ松 初日を受けて
     お不動様か 弁慶か ハア コリャコリャ              松ポックリ
仮設一部屋 孫子が泊まり
     三が日だけ 温かい ハア コリャコリャ              婆笑
未知の奥初の初春生感謝暖舎離なれど初日は胸に          孤人
しょいきれぬ寒空の中児の笑顔すべて在るのもまた浮世かな    達感
めでさたはチュッくらいだと孫を見る                    古老
初春のめでたさは無し初日受く                      明日と言う児
 

棚田の水止め

2012-01-01 | 今日は真面目に

Photo_7  稲の被害はなかったけれど、畦など構造の被害は甚大だった。水に浸かっていない部分は、隙間無く猪に掘り返されてしまった。そのため畦の高さが減ったのと、畦が痩せてしまったところのオンパレードになっている。

 毎年、水は抜かないで手入れをしていたのだが、水田の中から土を調達するのは効率が悪いから、この冬は乾田にすることにして、年末に水を止めた。

 干上がることで命を失う生物もあるだろうけれど、畦の全面修復するためには致し方ない。稲作のための棚田ではないものの、手間隙掛けて維持管理する理由は、余人には理解し難い事だろう。この作業は見ていると長閑なのだが、手がけると辛い作業である。