初月夜首をすくめた影がゆく
酔いきれぬ見上げる空の初月夜
我が影と二人ぼっちの初月夜
ドアノブに添えて見上げる初月夜
昨夜から待望の降雨となったが、泥水地の乾燥化目前だったから、一昨日に隣の沢の取水升付近の様子を確認に行った。「!!」と目をみはってしまった。水は十分にあって升から溢れていた。
升の中の取水孔にゴミが詰まっていないかフイルターを取り除いてみたのだが大丈夫だった。2本ある取水管の一方は吸い込みがあって、一方は吸い込んでいない。
以前は止水バルブにリングが付いていたのだが、今回は外されていて開閉の確認をしようがない。田植え時期には用水に取られ、沢への送水が止められる事はあったが、この時期の止水の理由が判らない。バイオトイレへの給水と手洗い水も止められた事になる。
一方は農業用水、一方は隣の沢への「捨て水」程度の判断なんだろうが、公費を費やして分水している理由もあるのだ。小生等は地権者でも水利権者でも無いけれど、管理責任の所在が不明のまま、水量があるのに送水を止められるのには、大いに気分を害した。こういうことの積み重ねが争いの種に育つのだろう。